【怒り】実習船の賃金が一方的切り下げ

 長崎鶴洋高校と福岡・山口の水産高校、水産系高校が共同で運行する海友丸の乗組員の日額旅費が、4月から一方的に廃止され、代わりに宿泊手当が新設されたものの、総額では特に上位職階で大幅減額となります。1月からの60日近くにわたる遠洋航海で国内にいない間に、福岡県教委と県議会が勝手に決定し、長崎の船員の旅費は福岡に連動しているため、自動的に切り下げとなったものです。当事者がいない間をついての抜き打ちでの決定など許されるものではありません。福岡からの連絡を受けて2月に慌てて説明に来局した長崎県教委に、長崎高教組は強く抗議しましたが、長崎県教委は「自分たちも困っている」と言うのみで、解決のための何の提案も示さず、雇い主としての責任を何ら果たしていません

 海友丸は17日に帰港し、18日に船員への説明がなされましたが、船員からは、あまりにひどい不当な対応に、戸惑いと怒りの声が上がっています。

 勤務条件に関する事項を交渉もなしに決定することは法律をも無視したものであり、労使の信頼関係を根底から破壊する行為だと言わざるを得ません。長崎高教組は山口・福岡とも連携を取り、今後の対応を検討中です。