民商まつり

主催:長崎民主商工会
日時:11月9日(日)10:00~16:00 
場所:新地湊公園(長崎市)

今年で29回目となるとても楽しいお祭りです。
【プログラム】鯱太鼓/もちまき/変面ショー/ケレンシア/ギター演奏/ハモらんば/ビール・ラムネ早飲み/変面ショー/シアターダンス/豚まん早食い/ふえうた舎/大抽選会

「行ってみたい!」と思われた方は高教組本部までご連絡ください。
「祭り協賛券(内500円は買い物券)」をお渡しします。
本部 電話095(827)5882 またはメニューバー「✉本部へ」から

今年度前半の組合の成果

一時金回収!

 昨年度長崎商業講師の方々で今年度県立学校に採用された方々の一時金が行政のミスにより最大数十万少なく支払われていた件について、すぐに対応し損失分を回収しました(該当者より情報をキャッチし、県教委に知らせ、損失分を支給してもらいました)。

手当回収!

 実習船海友丸船員の航海中の旅費が福岡県教委によって一方的に減らされたことに抗議し、その分以上相当となる額を、長崎県教委から手当として出してもらいました。

その他にも!

 この他、今現在実現に向けて動き出している要求が数件(近日公開)

JOIN US  入ろうかな

長崎高教組は、教職員が余裕を持って働けるよう、労働組合として、ワークライフバランスが保たれ、人が馬車馬のように働かなくて済む社会の実現をめざします。

 ある党の新総裁がいろいろとおっしゃっておられるようですが、その党の職員や、その党の議員の秘書、その党の依頼を受けてあらゆる議案や国会答弁のシナリオを作成し、資料を準備する霞が関の公務員たちは、大変困っていることでしょう。組織のトップは、ご自分がどんなに嬉しい時でも、発言は、みんなの迷惑も考えて、慎重にしていただきたいものです。

新総裁「馬車馬のように働いていただく」「ワークライフバランスを捨てる」

過労死シンポジウム

確定交渉です!現場の声を届けて!

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 組合は10~11月に、全教職員の賃金、権利等の改善について、県教委と交渉を行います(「賃金・権利」確定交渉)。交渉では全国や他県の状況、法令等も含めて話をしますが、最も大きな説得力を持つのは現場の声です。
 組合は、多くの職員の声を集めて、県教委との交渉に活かしたいと考えています。賃金や権利、休暇、忙しい状況、ハラスメント等々についてのあなたの思いを、届けてください。

クレスコ10月号

2025年10月号 9月20日発行【特集】ジェンダー平等の実現で学校はどう変わる?

 世界経済フォーラムが毎年発表しているジェンダーギャップ指数。2025年の日本の順位は148か国中118位です。この10年間ほとんど変わっていません。「ジェンダー平等」という言葉は、社会や学校の中に徐々に浸透してきているものの、すべての国民の基本的人権としてジェンダー格差の解消を推し進める認識も政策もまだまだ不十分です。

 日本国憲法には「個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して」家族的生活がおこなわれることが明記されているにもかかわらず、子どもたちが日々生活している社会には、家父長的な家族観や固定的性別役割分担による差別や偏見が未だに存在しています。学校においては、教科書の記述や、教職員の日常的な言葉遣い、役割分担、子育てや育児への向き合い方などの中にそうした価値観が隠れていて、アンコンシャスバイアスとなって子どもたちのジェンダー認識に大きな影響を与えています。

 全教は昨年10月にジェンダー平等宣言を発表しました。ジェンダー平等の実現にとって教育の果たす役割は大きいとしたうえで、学校や社会の中の「違和感」を子どもとともにあぶりだし、考え、変えていくこと、その際、教職員自身が、ジェンダー平等が実現した社会や学校を具体的に思い描き、子どもたちと共感・共有していくことを呼びかけています。この特集をきっかけにして、近い未来に実現したいジェンダー平等の学校を自由に思い描いていただければと願います。【主な内容】

  • ★特集★
  • 学校の日常をジェンダーの視点から問い直す……前川直哉(福島大学)
  • 子どもの声から学校の「男性性」をまなざす……大江未知(元小学校教員・大学教員)
  • 国際水準レベルで働くためにー仕事の世界におけるジェンダー平等実現への一歩ー……髙木りつ(全労連副議長)
  • ☆連載☆
  • 私の出会った先生……松井朝子(パントマイミスト)
  • 世界の取材現場から見た日本……金平茂紀(ジャーナリスト)
  • 憲法と私……前泊博盛(沖縄国際大学)

「持ってる人は持ってきて」と「買って持ってきて」は大きな違い

 9月15日の教育長の答弁は「私有の端末を学校に持参してもらう方式を導入したい」ということでしたが、9月25日の県教委の答弁についての長崎新聞の記事は「家庭で端末を用意してもらう方針」と書かれてあります。すでに持ってる物を持ってくるというのと、家庭で用意するというのは全く違う話です。どういうことなのか? 

 今度県教委の皆さんが高教組に説明に来られるそうです。

九州うたごえ祭典in長崎

 9月6・7日に長崎市で開催されました。会場となった市民会館文化ホールは満席で立ち見も出るほどでした。被爆者渡辺千恵子さんの思いをもとにつくられた組曲「平和の旅へ」では、高校生がいくつかのソロを務め、被爆者の思いを受け継いで頑張って歌い上げました。

 「人間の歌」も会場から大きな拍手が上がりました。この歌は国鉄分割民営化の際の反対運動を題材につくられたものです。卑劣な弾圧を受けながらも仲間を信じ闘い抜いた組合員たちの誇りと素直な思いが込められています。労働者には仲間がいること、労働者は仲間と共に闘ってこそ幸福になれることを示し、新自由主義の下で苦しい思いをしている現代の労働者を、30年という時を超えて励ましました。

クレスコ9月号

2025年9月号 8月20日発行【特集】子どもたちのリアルをつかもう ~こころとからだのSOS~

 2023年度の小・中学校における不登校児童生徒数は約34.6万人。11年連続で増加し、過去最多となりました。学校に行きづらい子どもたちが発しているSOSを、私たちはどれだけ受け止められているでしょうか。

  • ★特集★
  • 『子どものからだと心白書』から見えてくる”からだと心”のSOS……鹿野晶子(日本体育大学)
  • 子どもに寄り添うということー聴くことを切り口にして……春日井敏之(立命館大学名誉教授)
  • ☆連載☆
  • 私の出会った先生……酒井京子(紙芝居文化の会代表・童心社会長)
  • 世界の取材現場から見た日本……金平茂紀(ジャーナリスト)
  • 憲法と私……前泊博盛(沖縄国際大学)

教育のつどいに参加した若い組合員の感想

 「教育のつどい」に参加した長崎高教組の若い組合員の素敵な感想。このような教師でありたいものです。

★  ★  ★  ★  ★

 それぞれの実践から共通して感じたことは、「子どもの願いに気づき、子どもの願いから出発する授業を行うこと」の大切さである。また、その子の実態に応じて教材・教具を丁寧に準備することが、学びへの意欲を引き出し、可能性を広げることにつながることを改めて学んだ。
 近年「働き方改革」が叫ばれているが、子どもと関わる時間や、子どものために教材をつくる時間は決して削るべきではなく、むしろ大切に確保すべき時間だと強く感じた。今後は、限られた時間の中でも工夫を重ね、子どもに寄り添う授業づくりに努めていきたいと思う。

素敵な先生のお話

NHKオンデマンドで視聴できます。少し前のものですが、今だからこそ多くの人に見てほしい番組です。

プロフェッショナル 仕事の流儀 「心よ、壁を越えてゆけ~夜間中学教師・入江陽子~」 – 動画配信

「心よ、壁を越えてゆけ〜夜間中学教師・入江陽子〜」

初回放送日:2021年5月25日

義務教育の内容を学び直せる夜間中学。日本で暮らす外国人が288万人に上る今、その生徒の8割は外国人だ。そこで27年教壇に立ち続け、慕われてきたのが入江陽子(53)。日本語のイロハから丁寧に教え、この国で生きていく力を身につけようと懸命に学ぶ人たちを支えている。言葉、国籍、文化など、さまざまな違いをどうすれば乗り越えていけるか。「心が通じ合う瞬間がある」という入江と生徒たちが織りなす心の交流の記録。