
長崎県高等学校教職員組合はセントヒル長崎を応援しています。
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1%増額分が22億円だそうなので。
密室談合と政党間の取引で何事も決めてしまう日本の政治は、「民主主義12歳」(マッカーサー)のレベルから成長していないのかもしれません。
「教師を殺す気か」現役教員が語る”沈みゆく教育現場”、給特法改正は「評価できない」(弁護士ドットコムニュース) – Yahoo!ニュース
古古古古古……米の味については、それぞれで感じ方もあるでしょうが、新米より美味しいことはないわけで、それを新米並みの値段で売るのはいかがなものかと。そもそも税金で買った米で、国民に売るというのは税金を2回取っているようなものでは? 特別の美味を求めているわけではなく、いつも普通にご飯が食べたいというのは、日本の働く人々とその家族のささやかな願いではないでしょうか?
25年度予算で26年1月より廃止とされました。
右表の「主任教諭」が今回新設された主務教諭のモデルです。ちなみに主任教諭の賃金は導入前の教諭の賃金より低いそうです。
教職調整額の引き上げの財源は、文科省内のやりくりでと財務省からくぎを刺されているので、どこかを削らないといけません。だから特支の調整額を半減にしたり、教員特別手当を3分の2にしたりしているのですが、それでもまだまだ足りません。基本賃金を削る以外にないのです。そのために主務教諭を導入して全体を引き下げます。
教職調整額10%になっても、今より所得は下がっているかもしれません。
文句を言っても県教委は「昇任しなかったからだ。あなたの努力が足りないのだ」としか言わないでしょう。
そのことと選挙で立民や国民民主の集票を行うのは、矛盾しないんでしょうか? 給特法廃止とまで言っていたのに、4月以降存在感がなかったのは残念でした。最後まで一緒に闘いたかったですね。
5年かけて10%にしか上げず、しかも多くの手当等を削るくせに、「約50年ぶりとなる教員給与の引き上げを実現します」とは、よく言えたものです。
またもともと既定だった中学校35人以下学級の他に、教職員を増やす具体的計画は何ら示していないにも関わらず、「取組を進めるにあたり、各教育委員会や学校が、最も重要な主体であることは言うまでもありません」などと責任を下へと丸投げです。
6月11日、給特法等改定案の成立を受けて、全教は記者発表を行いました。10社の報道機関が参加しました。「主務教諭」の創設と特別支援にかかわる「給料の調整額」の半減に関わる質問がありました。
子どもたちのSOSを受け止め、子どもたち一人ひとりの成長と発達に寄り添った教育を実現するために、長時間過密労働と教職員未配置の解消は絶対条件です。全教は、ゆきとどいた教育を実現するため、教育政策の転換と教育予算増の実現をめざします。
長崎高教組は、改定法案の条例化を許さないたたかいに全力をあげる決意です。
6月11日に給特法等改定案が成立したことで、主務教諭が導入され、そのための級が新設されます。国がモデルとした東京都の制度にあてはめると以下の通り。
1級 実習教員・寄宿舎指導員
2級 教諭
3級 主務教諭
4級 主幹教諭・指導教諭
5級 副校長・教頭
6級 校長
各県では、現在密かに改定を準備しているようです。すでに校長会で県教委が報告してしまった県もあるらしい。
ちなみに東京都では3級でも導入前の教諭の賃金より低いそうです。
改定での政府の狙いは、学校の階層化とトップダウン化、人件費の切り下げ、の2つで、長時間労働の縮減ではありません。
長時間労働縮減に期待して、与党案の密室での修正に乗ってしまった政党や教職員組合が多くあり、そのために教職員の願いであった反対での一致を貫けず、法案成立を許してしまったことは、誠に残念なことです。
6月11日、教員特別手当を全員削って担任だけ上乗せのしくみが成立しました。しかし具体的なコンピュータ上の処理システムをつくる各県教委は困っているようです。「1月から支給といわれても間に合わない」との悲鳴も上がっています。ちなみに北九州市ではシステム変更に1億4700万円との予算が計上されているそうです。
そしてここまでやっても上がるのは月に1000円行くかどうか。費用対効果を考えれば、全く見合わないものです。
新聞はもう少し事実を正確に報道してほしいものです。この記事では何に反対しているのかが伝わりません。
会派は発言順に記載。
共産(反対)
残業代不支給が教員を増やさないことにつながっている。
教職調整額が残業代の代わりなら10%では足りない。
特支調整額など諸手当等の削減は不当。
主務教諭の新設は職員の分断を生む。
時間外労働の存在を認めることが縮減の大前提。
立民・社民・無所属(賛成)
少しでも長時間労働の縮減につながる修正をと考え、
立民が中心となって附則をつけたので賛成。
以下の項目の実施を求める。
①持ちコマ数の削減②教育課程の編成の見直し③教員の増員④支援員の増員、保護者対応などでの措置⑤中学35人学級の次年度からの実現⑥勤務実態調査の実施
維新(賛成)
教員が時間的精神的にゆとりをもって働くことをめざす法案なので賛成。
維新が要求して実現した附則は第5条。その趣旨は人事評価の改善が必要ということ。休んだ先生の代わりに働いた時間数の記載欄を設けるなどし、頑張った先生の業績が評価され、賃金やボーナス、昇給に反映するようにすべき。人事評価のしくみを国が示すべき。
国民(賛成)
一定の前進があるので賛成。
アフタースクール等の充実も必要。
長崎県高等学校教職員組合はセントヒル長崎を応援しています。
本会議は10時開会で、給特法は10時50分すぎから、委員長の報告ののち、討論は共産(反対)、立憲(賛成)、維新(賛成)、国民(賛成)の順となる見込みです。
参議院インターネット中継
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
教育の階層化は、
教頭の管理職化→主任手当→副校長、主幹教諭、指導教諭の新設と進み、現在国レベルでは担任手当と主務教諭の新設が決定しました。
他の人よりも優れていると思われたいという心理からか反対しない人も増えていますが、教育は生徒と向き合う1対1の勝負であり、トップダウンにはなじみません。その場にいない人がマニュアルを押し付けても上手くいくものではありません。トップダウンはゼロトレランスなど教育を歪めることにつながります。
森ぶんめい氏18歳から23歳までのもの 長崎
条例によれば、特殊で困難な業務なので特別な考慮を要するから支払うそうですが、それにしては子どもの御駄賃並みの金額…。本気で特別な考慮がなされたとしたら、ちょっと失礼ではないでしょうか?
教育の場ではなおさらです。
人事評価や免許更新制など、教員を信頼せず、不祥事を起こすとばかり考えて行政を進めてきた結果がこれなのではないでしょうか?
【長崎】県教委が県立高校元教諭の懲戒処分を取り消す 元教諭「恨みは消えていない」(長崎文化放送) – Yahoo!ニュース
全職員に謝ってほしいものです。
四国新聞5月28日付
教員の労働時間に労基法の適用を初めて認めた判決です。四国新聞は紙面の片隅に記していますが、一面トップでもいいくらいのもの。5万の賠償とのことですが、この判決には5億の価値があります。