文科省「見える化」調査(公立小中高校教諭の勤務状況に関する調査結果)を公表

 文部科学省は3月9日、2024年度(令和7年度)公立小中高校教諭の勤務状況に関する調査結果「令和7年度教育委員会における学校の働き方改革のための『見える化』調査」を公表しました。調査は、都道府県、政令指定都市、市区町村の計1804教育委員会を通じ、出退勤システムなど各学校が把握する客観的な勤務時間データから集計しました(自宅への持ち帰り状況を把握している教委は43.0%)。2024年度の月平均の時間外勤務を調べたところ、45時間を超えた教諭の割合は、小学校22.2%(前年度比2.4ポイント減)、中学校39.5%(同2.9ポイント減)、高校27.4%(同0.8ポイント減)、特別支援学校7.4%(0.5ポイント減)で、いずれも減少しましたが、依然として高い水準にあります。
 1ヵ月の平均残業時間を回答可能な教育委員会の数値から算出したところ、小学校30.6時間、中学校40.4時間、高校33.4時間、特別支援学狡20.5時間、過労死ラインとされる月80時間超は小学校1.3%(前年比0.3ポイント減)、中学校7.4%(同0.6ポイント減)、高校5.6%(同0.1ポイント改善)で、依然高止まりしています。文科省は、残業時間の上限を月45時間、年360時間と規定。2029年度までに月45時間超の教員をゼロにし、30時間程度に減らすことを目標に掲げています