全国教育研究集会2024

1500人が集まった開会全体集会。
オープニング、バイオリン演奏での「パリは燃えているか」に会場は感動の拍手。
=8月16日、大阪市・中央公会堂

 教職員と保護者、研究者、市民らが子どもと教育について語り合う「みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい―教育研究全国集会2024」(主催は全教など25団体でつくる実行委員会)が16~18日の3日間、大阪市内で開催されました。のべ約5000人が参加しました。長崎高教組からの参加はコロナ後で最多の数でした。
 参加者の感想と会の詳細は、3月発行予定の高教組教育文化誌「長崎の教育」(全組合員配布版)に掲載予定です。

実習教員部第47回定期大会

8月16日に大村市郡地区公民館にて開催。活発な討論がなされました。「この場では心置きなく発言でき、それに対する意見や考えがすぐに帰ってくる」「少しでも不安が解消でき、明日からの仕事に笑顔が持てたらいい」と部長は語っています。

年休どうなる?①

 長崎県教委管轄の教職員(長商含む)については、9月1日から新しい年休のサイクルが始まります。8月15日現在、まだ1月1日基準ですが、まもなく9月1日基準に移行します。年休は付与から2年間有効なので、しばらくは1月1日基準分と9月1日基準分が併存します。

今年度新規採用者の場合(15→35→55→40)

 4月1日に、4~12月の9か月分の年休として15日が付与されています。通常年間付与日数は20日ですが、20日を12月で割り、それに9か月をかけて15日ということになります。
 例年はこれで終わりなのですが、今年は9月1日に、来年8月までの12か月分として20日が付与されます。このため今年の9~12月は最大35日となります。 
 その後、来年1月1日に今年4月1日に付与された分が繰り越され、来年9月1日に今年9月1日に付与された分が繰り越されます。こうして来年9月1日に最大55日になります。
 再来年の26年1月1日に今年4月1日付与分が消滅するので、ここで最大40日となり、完全に9月1日基準に移行します。

2024夏季教育研究集会

田中康寛氏(大阪教育文化センター事務局次長)=8月10日、長崎市・出島メッセ

夏季教育研究集会(夏季教研)を、8月10日、長崎市・出島メッセにて開催しました。講演では、大阪教育文化センター事務局次長の田中康寛氏が、教育の場でのタブレット利用がとても危険なものであることを、学力面、健康面、社会・政治面など様々な点から指摘しました。タブレット利用先進国では深刻な学力低下が起こり、紙の教材に戻す国も出てきているとのことです。また企業は個人情報をあらゆる手段で収集しており、国家による国民管理にも利用され得るとのことでした。衝撃的な話の数々で、参加者は色々と考えさせられました。

隣のヒルトンで食事の後、午後からは領域別分科会を開催しました。昨年よりも多くのレポートが集まり、それぞれの分科会で熱心な討議が行われました。

感想

【平和】原水爆禁止2024世界大会・長崎

 8月9日、原水爆禁止2024年世界大会・ナガサキデー集会(主催 原水爆禁止日本協議会・原水協)が開催されました。1000人以上が参加し、300人以上が視聴。草の根の活動こそ日本と世界を変える力だとして、来年の被爆80年に向けて核兵器廃絶を求める行動をさらに広げようと誓い合いました。鈴木史朗長崎市長がビデオであいさつしました。

原水爆禁止運動の統一を

 

 

【平和】被爆79年の長崎

 長崎市は9日、米国の原爆投下から79年となる「原爆の日」を迎えました。市主催の平和式典には被爆者や遺族らが参列し、鈴木史朗市長は「長崎平和宣言」で、核保有国と「核の傘」の下にいる国に「核兵器廃絶に向け大きくかじを切るべき」だと要求。日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求めました。同市内で岸田文雄首相は被爆者団体などと懇談し、初めて「被爆体験者」と面会しました。県内の多くの小中高校は、平和登校日となり平和学習を行いました。

組合費って安いんです

 一日当たりに換算すると、お茶のペットボトル600ml1本分ぐらい。職種や年代によって少し違いますが、だいたいそんなところ。少しずつ力を出し合って、賃金アップ、休暇拡大など一人ではできないことを実現させる。それが組合です。まだ組合に入っていない方は、入りませんか? あまり悩まずに、コンビニでお茶買うぐらいの軽い気持ちで、入ったらいいのにな…

 組合費について詳しく知りたい方は、近くの組合員か高教組本部(095-827-5882)にお尋ねください。

 加入しようかな…と思われた方はこちら

WHEN WE FIGHT!

熱心に学ぶ参加者

長崎高教組は8月8日、組合本部でロサンゼルス教員組合(UTLA)の元書記長Arlene Inouyeさんを招き、学習会「Study session on the labor union movement in the United States,When We Fight」を開催しました。本部4役と長崎支部の支部長以下3人に加え、佐賀高教組からも書記の方が参加していただけました。

力強く確信に満ちた話をされるArlene氏(左)。
隣は通訳を務める全労連事務局次長布施氏。=8日、高教組会館

 UTLAは2019年1月、少人数学級と養護教諭や司書の増員、教育予算の増額、賃上げ等の要求を掲げて、3万2000人のストライキを行い、そのほぼすべてを勝ち取りました。成功のカギについて詳しくお話をお聞きすることができました。

「Welcome」Arleneさん歓迎の看板=高教組会館玄関

参加者感想 綿密な計画、分析の下、組合員一人ひとりの信頼、納得を得て、団結させたということに、たいへん感動した。あれだけの熱意やパワーはどこから湧いてくるのだろうか。ただ何となく仕事をしていた私の目を少しだけ覚まさせてくださいました。ありがとうございました/何よりも保護者が公教育を必要としている、切実に望んでいることが、肌で感じ取れた。このことも大きいと思った。

LAで教員3万人がスト 大規模学区で30年ぶり – 日本経済新聞 (nikkei.com)

Arlene Inouyeさん、全教を訪問

24人勧 32年ぶりの高水準

1万円超引き上げ 人事院勧告が8月8日、出されました。32年ぶりの高水準となる11,183円(2.76%)の引き上げで、昨年の3,869円(0.96%)を大きく上回りました。一般職初任給で高卒21,400円、大卒23,800円の引き上げで、再任用をふくむすべての年代においても引き上げを勧告しています。一時金は0.10月の引き上げです。再任用職員への生活関連手当支給の拡大も示されました。

企業規模の検討も 民間給与調査の際の企業規模を2006年に100人以上から50人以上に引き下げたことについても、公務における人材確保が危機的となっている大きな要因とし、企業規模の検討を進めると述べています。 全国で11万を集めた人勧署名(公務労働者の大幅賃上げを求める署名)をはじめとする春闘・夏季闘争での様々な運動が大きな力となって後押ししています。

生活改善は不十分 主な問題点は以下の通り。①改善は月収で約4.4%増だが、それでも春闘賃上げ率5.33%(厚労省調査)等に及ばない。②特に高齢層で生活改善としては不十分。③成果主義強化。④地域手当の地域格差を拡大。長崎県はゼロに。

【今後のとりくみ】

人事委員会交渉と県教委交渉 高教組は公務共闘をリードし、県人事委員会に対し、実質賃金引き上げにつながる勧告を求めて9月に交渉します。10月に人事委員会勧告が出て、これを受けて高教組は、10~11月に県教委との間で4回にわたって賃金・権利確定交渉を行います。地域手当については同額分賃金の県内全域での引き上げなど所得補償を求めます。再任用、臨時教職員の条件改善や、ハラスメント根絶、子育て関連休暇の改善など、教職員が生活の不安なしに、教育に専念できる環境づくりを求めます。長時間過密労働についても喫緊の課題として解消を求めます。

全国学校事務研究集会

8月3、4日に山口市で開催。長崎からは2人が参加しました。長崎高教組の青年組合員が推進委員のブロック代表を務め企画運営に大きく関わりました。性の多様性と給食無償化についての2つの講演があり、分科会では事務職員の労働面や教育条件整備運動などでの意見の交流がなされました。

夏季教研の講師の変更

8月10日(土)開催の夏季教育研究集会の講演につきまして、講師大谷良光氏の⽌むを得ぬ事情により、講師を変更することとなりました。 当⽇の講師は、大阪教育文化センター事務局次長の田中康寛氏をお迎えいたします。なお講師変更による講演内容の変更はございません。 既に参加申し込みをされている皆様には、ご迷惑をお掛けしますことをお詫びいたしますとともに、ご了承をいただけますようお願いいたします。

< 講 師 >田中康寛氏 大阪教育文化センター事務局次長/元大阪教職員組合中央執行委員長/著書に『「GIGAスクール構想」光と影、教育の展望』、共著『教育の未来を拓く、学校でのICT「活用術」』(大阪教育文化センター)

全教女性部中四九ブロック交流会

 8月3日に岡山市で開催。長崎からも参加しました。鳥取から更年期障害休暇が実現したとの報告がありました。また男性が育休をとりづらい状況を変えるには8割で回せる職場をつくらなければとの意見がありました。先読み加配について人が足りていないのではとの指摘がありました。生理休暇を「健康管理休暇」と名称変更したが取得率は変わらなかったとの報告もありました。その他、権利や休暇関係等で様々な情報と意見の交流がなされました。

【平和】原爆殉難教え子と教師の慰霊式


 原爆によって殺された子どもたちと教職員を追悼する「原爆殉難教え子と教師の慰霊式」が2日、長崎市平和会館で行われました。主催は「原爆殉難教え子と教師の像」維持委員会(県内15の教育団体からなり、高教組も参加。事務局は県教育会)。 小中高生約240人と教職員、地域の方々の代表など、約400人が平和を誓いました。長崎高教組からは書記長が参列しました。市内各地から集まった子どもたちの「戦争を知らない」が故の優しい笑顔の前に、誰もがこの平和をいつまでも続けさせなくてはならないと考えました。

原爆殉難教え子と教師の像。1982年に教職員組合と校長会など教育15団体で設立した。
=長崎市平和会館前広場(平野町)