月別: 2024年9月
年休どうなる?④ 欠員補充講師(23年度勤務なし)の場合
欠員補充の常勤講師は、4月採用で10月に任用が更新されます。このため、23年度までの年休の付与月と付与数は次の通りでした。
【23年度まで】
4月付与10日(20日÷12月×6月)
10月付与5日(20日÷12月×3月)
1月付与5日(同右)
今年度については、9月付与が加わり、1月付与がなくなります。このため次の通りになります。
【24年度】
4月付与10日(20日÷12月×6月)
9月付与2日(20日÷12月×1月)
10月付与10日(20日÷12月×6月)
今年度欠員補充の常勤講師で23年度に勤務がない方の年休の最大保有日数は、4~8月で10日、9月で12日、10~3月で22日です。24年度に勤務がない25年度欠員補充の常勤講師については次の通りで、これ以降このパターンになります。
【25年度】
4月付与8日(20日÷12月×5月)
9月付与2日(20日÷12月×1月)
10月付与10日(20日÷12月×6月)
2024人事異動基本交渉
9月26日、高教組は24人事異動に関し、基本的事項についての交渉を行いました。県教委より、交渉の席上で、夜間中学への高校からの異動があることと、主幹教諭を高校にも配置する計画であることが示されました。高教組は、人事異動方針の職場説明の直前でのこのような提示は、事実上の通告であり労使の信頼関係を損なうものとして、また主幹教諭については制度上も問題であるとして、強く抗議しました。その他の部分についての県教委の回答については高教組新聞で詳しくお知らせします。組合に入っていないが興味のある人は、近くの組合員に聞いてください。
長崎くんち
Q&A 組合っていいたいこと言えますか?
Q&A 組合は左ですか?
長崎県人事委員会交渉(2024秋) 子の行事参加を特休に
県公務共闘は24人事委員会勧告に向けて、県人事委員会と9月17日に交渉を行いました。里議長(自治労連)、馬場事務局長(高教組特別専門委員)と、高教組から勝村委員長、岡山書記長が出席しました。
県公務共闘はまず、公務員の人材確保の困難さについて、人事院が報告において、危機意識を示し長時間労働の解消や賃金の改善のために必要な手立ての検討を促していることを踏まえ、長崎県の人事委員会としてどう考えているか、その認識を尋ねました。県人事委員会は、長崎県でも同様な状況があり、問題意識を共有していると回答しました。
これを踏まえて県公務共闘は権利面、賃金面で特に重点と考えられるものについて要求し、交渉しました。
「賃金・権利」確定交渉を行います。 あなたの声を聞かせてください。

高教組は10~11月に、全教職員の賃金、権利等の改善について、県教委と交渉を行います(「賃金・権利」確定交渉)。交渉では法律論や他県の状況なども含めて話をしますが、最も大きな説得力を持つのは現場の声です。
高教組は、組合加入の有無に関わらず、すべての職員の声を集めて、県教委との交渉に活かしたいと思っています。よかったら、賃金や権利、休暇、忙しい状況、ハラスメント等々についてのあなたの思いを、教えていただけませんか?
年休どうなる?③ 再任用フルタイム職員の場合 (40→52→32)×2→(40→32)
再任用者は雇用が単年度なので年休の付与月と日数が次の通り。 1月基準(これまで)
4月付与15日(20日÷12月×9月)
1月付与5日(20日÷12月×3月)
9月基準(これから)
4月付与8日(20日÷12月×5月)
9月付与12日(20日÷12月×7月)
しばらく両基準が併存し、26年1月から9月基準のみになります。
【今年度以降の動き】
24年度
4月1月基準最後の付与 +15日→最大40日。
9月9月基準最初の付与 +12日→最大52日。
1月23年付与分(20日)消滅。最大32日。
25年度
4月+8日→最大40日。
9月+12日→最大52日。
1月24年付与分(20日)消滅。1月基準分なくなる。最大32日。
26年度
4月+8日→最大40日。
9月24年9月と25年4月の付与分(計20日)が消滅。+12日→最大32日。
27年度以降
26年度と同様の動き。
長崎県労連第37回定期大会

県労連は9月14日、長崎市内で定期大会を開き、新議長に鳥巣氏(自治労連)を選出しました。
県労連は今年、青年労働者が生活するのに最低限必要な経費を、青年組合員の生活実験も踏まえて試算し、少なくとも時給1500円が必要との結論を導きました。この結果をもとに県内各自治体で最低賃金引上げの請願行動を重ね、このことは8月の長崎地方最低賃金審査会の過去最大55円引上げの大きな力となりました。長崎県の最低賃金は953円になりますが、私たちの部活動手当は時給計算で900円です。土日に働いて最賃以下とは不合理なのでこれも増額が必要です。県労連の運動は高教組の運動を切り拓く大きな力になってくれています。
大会は「要求実現の求心力で仲間を増やすことのできる組織として前進する」などの目標を立て、実現に向けてとりくみ内容などを決定しました。
全教共済レク 第4段

9月14日、長崎市西海町琴海「甑岩茶屋」にて。色々とコツがあって、大変さの中に笑顔があふれました。
定例教育委員会(2024/9)
書記長が毎月傍聴しています。
年休どうなる?② 正規職「現役」職員の場合(40→60→40→60→40)
全く年休消化なく今年度を迎えた方は、年度当初に40日持っています。このうち23年1月付与分は来年(25年)1月に消滅し、24年1月付与分は来年1月に繰り越され再来年(26年)1月に消滅します。
今年9月1日に9月基準が始まり20日付与されたので、12月までは最大60日で、来年(25年)は1~8月が最大40日。9月に20日付与されて12月まで最大60日となります。
再来年(26年)1月に最後の1月基準の24年1月付与分が消滅し、これ以降は完全に9月基準となり、最大40日となります
クレスコ2024年9月号
