経験ある講師を優遇すべき

 代替の講師は「来年は産休が復帰するから」で毎年学校を転々とせざるを得ない状況が続いていますが、採用試験において、教職経験はどの程度考慮されているのか? 経験ある講師をもっと大事にするべきです。

定年延長、再任用フル、常勤講師の比較

 固定ページ欄の 「資料」にファイルを置きました。24県人勧がそのまま実施されたと仮定した上でのものです。再任用者の賃金、手当が、運動の成果でだいぶ改善されました。しかし一時金の割合が大きく落ち込んでいるため、依然として常勤講師との逆転状況が続いています。

 高教組は定年延長後の不当な賃金抑制に反対し、それよりもさらに低く抑えられている再任用者の賃金改善を要求しています。また、若年層も含む講師の賃金改善についても要求しています。

 高齢層の賃金抑圧は、50代のフラット化、昇給停止問題と連動するものですが、そもそも教育労働においては経験やゆったりとした余裕ある対応が重要であり、そのことも踏まえた賃金体系であるべきです。

 また、日本は子どもの養育費が諸外国と比べて高く、これをカバーしてきたのが年功序列型賃金でした。養育費の高さはそのままにフラット化だけを進めれば、子どもたちの教育権が制限を受けることになります。そのあたりも含め、よりよい賃金制度のあり方を考える必要があります。

Xの投稿より

「公務員の差額支給に喜んでいる皆様。 本来は民間であれば物価高騰等で4月からもらえるはずのものが9ヶ月も遅れて支給されただけですので喜ぶようなものではございません。 むしろ、9ヶ月分の利息を含めて支給しろと主張すべきです。 ちなみに人事院勧告は民間平均以下ですよ。 怒るべきです。」

 おっしゃる通り。

教育に臨時なし。

 片方では、民間の未経験者を試験もなしに採用し、片方では何年も教職経験を積んだ者を採用しない。どういうことなんでしょうか? やる気のある、優れた人材を、安上がりな労働力、雇用の調整弁にする文科省、県教委、この国の教育行政は間違っています。

どんなに慕われても…1年で代わる先生たち 学校で増える非正規教員の実態 | 毎日新聞

安心して働き続けられるために

 高教組は教職員の生活と権利を守る職員団体としての役割から、人事方針の公平な運用とともに、本人が働き続けられない異動とならないよう求めています。本人の病気治療や家族の看護・介護などがある場合はこれを十分に踏まえるよう、夫婦は同居となるよう求めています。高教組は、2025年度人事異動が合理的、人道的なものとなるよう、要求書を12月12日と25日に、県教委に提出しました。

1億円の壁

 目先の「103万円の壁」よりも、もっと大きな「1億円の壁」(年所得1億円を超えると税・社会保険料負担が軽くなること)をなくすことが必要なのではないでしょうか?

大阪、西成高校「反貧困学習」

「日本のシングルマザーの生活が苦しい理由」を学ぶ – 集英社新書プラス

 大阪府立西成高校。「西成」という、差別や貧困など社会問題が凝縮される場所にある同校で2007年、全国のどこにもないオリジナルな授業「反貧困学習」にがスタートしました。そのルポです。 『「どうせ」と人生を諦めていた子たちが、「状況を変えていく主体」に生まれ変わる』そんな思いになれる必読の本です。

日本は貧しい者につらい社会

 公共の役割は誰もが人間らしく暮らせるよう税・社会保険で再分配すること。日本の低所得の負担はデンマークの21.8ポイント、OECD平均の11.9ポイントも高く消費税・社会保険料負担はデンマーク13.8%、日本13%で結果、貧困率は日本15.4%、デンマーク6.5%。大学進学率はデンマーク84.6%、日本64.6%です

夜間中学勤務条件を一部公開

 高教組は、夜間中学への異動希望を取りながら勤務条件を示さず白紙委任になっているのは問題だとして、急ぎ示すよう求めていましたが、確定交渉で教育長が「内容が決まり次第早く示したい。本来もう少し早くやるのが理想」と述べたことを受け、2日後の11月7日、県教委は勤務時間とカリキュラムについて高教組に提示しました。また8日には同じものを各校に通知しました。高教組は、賃金や安全衛生面など重要な勤務条件についても要求書を出しており、急ぎ交渉を行うよう求めています。

夜間中学の件では回答なし

 10月30日、県教委の方々が高教組会館にお越しいただき、主幹教諭の問題について色々とお話をされましたが、夜間中学の勤務要件が異動希望者に明示されていない件については残念ながら話がありませんでした。高教組は急ぎの対応を求めました。県教委は担当部署や佐世保市教委から情報を集めているところとのことでした。

衆院選の投票日

 書記長も投票に行きました。働く人々が報われる社会になるように、子どもたちが豊かな教育を受けられるようにとの願いを込めて、七夕様に願いを書くように、投票用紙に名前と政党名を書きました。

人事異動でお悩みの組合員の皆さんへ

 家族の介護や看護、ご自分の健康面での不安など、今遠くの学校に転勤になったら仕事を続けられない…といった悩み、自分は校長に嫌われているのでこの学校から追い出されるかもしれないといった悩み、夫婦別居なのでどうにかしてほしいといった悩みなど、人事異動で悩まれている組合員の皆さんは、遠慮なく本部にご相談ください。高教組は支え合い、助け合いのコミュニティーです。

「夜間中学の勤務条件に関する要求書」を提出

 私たちの長年の願いがかなって夜間中学がつくられることになりました。多くの子どもたちと大人の方々が学習権を保障されることになります。よかったです。指導は中学の教員が行いますが、高校などの職員にも手伝ってくれないかとのよびかけが県教委よりあっています。ぜひ応えたいですが、勤務時間とか、授業はどうなるかとか、夜間の照明は大丈夫かとか、そういったことの話がまったくないので色々と不安です。というわけで高教組は10月15日に要求書を提出しました。ちなみに同じ来年開校の愛知県では、県教委と校長会と組合との三者で2年前から協議会をもって話し合っているそうです。長崎県もそういった対応がほしいところですね。  内容はこちら

2024人事異動基本交渉

 9月26日、高教組は24人事異動に関し、基本的事項についての交渉を行いました。県教委より、交渉の席上で、夜間中学への高校からの異動があることと、主幹教諭を高校にも配置する計画であることが示されました。高教組は、人事異動方針の職場説明の直前でのこのような提示は、事実上の通告であり労使の信頼関係を損なうものとして、また主幹教諭については制度上も問題であるとして、強く抗議しました。その他の部分についての県教委の回答については高教組新聞で詳しくお知らせします。組合に入っていないが興味のある人は、近くの組合員に聞いてください。

2024年度人事基本要求書.pdf

24人勧 32年ぶりの高水準

1万円超引き上げ 人事院勧告が8月8日、出されました。32年ぶりの高水準となる11,183円(2.76%)の引き上げで、昨年の3,869円(0.96%)を大きく上回りました。一般職初任給で高卒21,400円、大卒23,800円の引き上げで、再任用をふくむすべての年代においても引き上げを勧告しています。一時金は0.10月の引き上げです。再任用職員への生活関連手当支給の拡大も示されました。

企業規模の検討も 民間給与調査の際の企業規模を2006年に100人以上から50人以上に引き下げたことについても、公務における人材確保が危機的となっている大きな要因とし、企業規模の検討を進めると述べています。 全国で11万を集めた人勧署名(公務労働者の大幅賃上げを求める署名)をはじめとする春闘・夏季闘争での様々な運動が大きな力となって後押ししています。

生活改善は不十分 主な問題点は以下の通り。①改善は月収で約4.4%増だが、それでも春闘賃上げ率5.33%(厚労省調査)等に及ばない。②特に高齢層で生活改善としては不十分。③成果主義強化。④地域手当の地域格差を拡大。長崎県はゼロに。

【今後のとりくみ】

人事委員会交渉と県教委交渉 高教組は公務共闘をリードし、県人事委員会に対し、実質賃金引き上げにつながる勧告を求めて9月に交渉します。10月に人事委員会勧告が出て、これを受けて高教組は、10~11月に県教委との間で4回にわたって賃金・権利確定交渉を行います。地域手当については同額分賃金の県内全域での引き上げなど所得補償を求めます。再任用、臨時教職員の条件改善や、ハラスメント根絶、子育て関連休暇の改善など、教職員が生活の不安なしに、教育に専念できる環境づくりを求めます。長時間過密労働についても喫緊の課題として解消を求めます。

公務員賃金の大幅改善を求める人事院前要求行動&署名提出行動

 えがお署名要請行動に続き、人事院の玄関前に集まって、街頭宣伝行動を行いました。全教、国公労連、自治労連など産別に5人がスピーチし、全教からは長崎高教組の書記長が訴えました。

 その後、全労連公務部会とスピーチを行った5人で人事院に「人勧署名」約10万筆を提出し、産別ごとの要請を行いました。

 午後は公務労組の総決起集会が開かれました。

全国学校現業職員研究集会

 7月20、21日に神戸市で開催。長崎からも参加しました。主に非正規化や民間委託等の問題について学習を深めました。正規職の寄宿舎の調理員から1日3食150食ほどをつくらなくてはならず人手が足りてないとの状況が報告されるなど、公費削減が労働者に多大な負担を強いている実態が示されました。

長崎県春闘共闘夕方アピール20240409

2024年4月9日、長崎市鉄橋にて、長崎県春闘共闘は夕方アピールを行いました。高教組からは岡山書記長が参加し、新人事評価の問題点と教職員の忙しすぎる状況を紹介し、同僚性を高めることと教職員を増やすことの必要を訴えました。高校生が笑顔で聞いてくれました。

「早期退職」が過去最高に

 60歳になる年度よりも早く退職する「早期退職」の数が23年度末は過去最高の63人となりました(22年度は52人、23年度は47人)。60歳での自己都合退職も加えた「定年前退職」はさらに増えます。
 この背景には時間外平均月92時間(全教調査)という、異常な長時間過密労働があります。

 高教組は、子どもたちの心を育む場である学校にこそ、余裕ある働き方が必要として、「学校がとても忙しい」状況の一刻も早い解消を県教委に要求しています。

24人事異動内示 早期退職が過去最高に

 県教委によれば、早期退職(59歳以下)と60歳での退職の合計が過去最高となり、教職員の未配置が多く発生しているようです。この他、特2級の給料表となる指導教諭を英語科においたとの説明がありました。「新たな職」は上下の指示命令系統の強化や一般職員の賃金切り下げを促すので、これを増やす動きには警戒が必要です。本人の病気や家族の看護や介護を踏まえた対応、夫婦同居など、働き続けるための切実な願いについて、高教組が把握した分についてはすべてが実現しました。

海事職が県教委交渉

海事職は、2023年12月25日に県教委交渉を行いました。

【職員不足での運航について】海友丸の定員は34名ですが、欠員があり現在31名で運航しています。実習の安全性での不安、乗務員に過度の負担をもたらすこと、停泊中の船舶当番のローテーションが早く回るため年休の取得にも影響がでることなどを指摘し、定数の確保と、そのための労働条件の改善を求めました。

【食卓料について】食事費として生徒・職員に支給される費用ですが、3県共同運航となって大きく削られています。物価高騰も踏まえ充分な予算の確保を要求しました。県教委は「物価上昇分について『材料をカットしてください』というつもりはない」と回答しました。