#1127 雨の合間に訴える

 #1127に合わせて、長崎支部を中心に、教育条件の街頭署名を行う予定でしたが…。なかなかに微妙な天候でした。前日は終日雨。翌日も雨の予報が出ていて、天気図では低気圧が3つも。でも時折晴れ間も見えて、このまま回復するかと思ったら、雨が降ったり。新婦人や高退教、教職員の会など他団体のことを考え、最終的には中止との判断をしましたが、#1127行動としてはできることをやろうとの話になり、署名は行わず、ビラも配らず、マイクを使ってのスピーチのみ行いました。通っていく多くの人に、教職員の忙しさと教育条件整備の大切さを訴えました。

「教職調整額引き上げで教員志望者は増えない」96%

●96%の教員が「調整額引き上げで教員志望者が増えるとは思わない」 ●教員を辞めたいと思った理由1位「業務量の負担」が7割、「給与」はわずか3割程度 ▼調査の詳細 教職調整額引き上げ案に対する定量調査

クジラボ@gaburinkyoiku さんの調査より

教職調整額引き上げ案に対する定量調査 96%教員「調整額引き上げで先生になりたい人は増えない」 | 株式会社クジラボのプレスリリース

ならば部活を勤務とみなすべき

 この方への指導は必要かもしれませんが、減給は必要でしょうか? 減給するのであれば部活動が勤務であるとの前提が必要ですが、そこはあいまいなままです。「勤務時間中の部活は勤務で、時間外の部活は勤務ではない」などとされています。日頃から多忙な上に土日も働いて、時間外手当も出さないのに、それでミスをしたら減給というのはいかがなものか。

競泳のインターハイで登録していない選手を出場させて失格処分に 顧問の40代男性教師を減給処分「『出すぞ』と言った選手に『やっぱり出られない』と言えなかった」新潟 | 新潟ニュース NST

全国知事会等が文科省に教職員の定数改善を要請

  11月21日、全国知事会、全国市長会、全国町村会が共同で、武部文部科学副大臣に対し、「教師の処遇の抜本的な改善等による学校教育を担う人材確保のための緊急提言」について要請活動を行いました。緊急提言では教師の処遇の抜本的な改善策や教職員定数の改善、支援スタッフの配置充実等を図ることを要望し、その施策の実現には、国の負担と比べて地方の負担が極めて大きいことも踏まえつつ、地方に負担を転嫁することなく、国において必要な財源を確実に確保することを提言しています。
 詳しくは添付の「全国知事会・全国市長会・全国町村会緊急提言」をご覧ください。

小中・産育休代替に正規職員も可能 ―文科省


 義務教育における産育休の代替要員について、文科省は正規の教員を充てる場合も国庫負担の対象とするとの方針を固めました私たち教職員組合の要求を受け入れた対応であり、歓迎します

 義務教育において人件費の財源の3分の2は都道府県の自主財源と地方交付税等で、残りの3分の1が国庫補助金です。高校は全額が 都道府県の自主財源と地方交付税等で国庫補助金が入っていません。このため高校で自動的に同様の扱いになるわけではありません 。ただ、教育条件、労働条件は義務教育も高校も同等であるべきですので、そのことを踏まえて、私たちは県教委に対し、高校でも早期に実現できるよう、より強く求めていくことになります。

全国教職員学習交流集会in山口

 11月23、24日に、山口市で開催されました。記念講演は、遠藤まめたさん(一般社団法人にじーず代表)。「性の多様性と子どもたちの今を理解するために」と題した講演のなかで、自身の体験や様々な事例を紹介しながら、お互いを大切にすることの意味や具体的な行動について話をされました。その後、分科会に分かれ、学ぶ権利、民主的な学校・教育課程づくり、教職員の生活と権利、憲法・平和・核廃絶と教育、職場づくり・なかまづくりと組合の役割などについて、学習と交流を深めました。また青年層を中心に基礎講座(組合入門)でも学び合いました。

故三笠宮妃の葬儀に関して全教書記長談話 

【全教談話】故三笠宮妃の葬儀にともなう弔意の強制に反対する

 親族や親しい人、関係ある人が亡くなった場合、私たちは弔意を示しますが、それは誰かから指示されたり、強制されたりの結果ではありません。弔意は極めて内心的なものであり、心から示すべきもので、本来誰かから指示されて仕事として形ばかり行うようなものではありません。

 さて、政府は11月26日に皇族の故三笠宮妃の葬儀に際して弔旗の掲揚を各機関に求め、これを受けて文科省は11月19日付で各都道府県教育委員会に対し対応を求める通知を発しました。

 以前より、皇族や有名政治家の死去に際して、同様のことが繰り返されてきましたが、この文科省の対応は法的に問題です。学校では、学問の自由、内心の自由、思想信条の自由が最大限保障されなくてはなりません。半分しか上がっていない旗を見て子どもたちが「なぜだらしない揚げ方をしているか」と質問した場合に、教師はどう話をすればよいのでしょう。弔旗がどういうものかを説明できたとしても、なぜ弔旗なのかを説明できるでしょうか。「偉い方が亡くなったから」とか「そういう指示だから」という説明で、子どもたちが納得するでしょうか。弔旗掲揚は、行政機関としては儀礼の範疇かもしれませんが、儀礼は「深く考えない」ことが前提です。学校は「深く考える」ことを求める場であり、また主権者としての力を育て、政治や社会のあり方について考えさせる場でもあります。

高知の教職員組合が記者会見

https://news.yahoo.co.jp/articles/8ff70fa52fa1dacfbe844f1daa08ffe90a39918a

 長崎は記者会見してませんが同じ状況です。問題はなぜ人が不足しているのかをこの国の政府が正しく認識していないことにあります。本来の教育とは違うことに日々追われて忙しいという状況、あるいは本来の教育をやっているが忙しい状況、忙しいのに人を増やしてもらえず、「アナタの働き方が悪いから、やりくりして休め!」と怒られる状況があり、しかも賃金は減らされる、残業代は出ない、部活動をしても土日のみしか支払わず、しかも時給900円で最低賃金以下という、このムリな状況を変えなくては、問題は解決しません。#1127定時アクション

教組共闘九州キャラバン


 11月21日、教組共闘九ブロ(教職員組合共同闘争推進連絡会九州ブロック)は長崎県での県教委交渉を行いました。高教組と教職員の会の他、新日本婦人の会県本部、同長崎支部、長崎県公立学校・障害児学校退職教職員の会(高退教)にも参加いただき、佐賀県高等学校教職員組合(佐高教組)の委員長も駆けつけてくれました。県教委側は関係各部署から16人に参加いただきました。

 学級規模の縮小、未配置の解消、教職員の忙しさの解消、小・中での全県学力テストの廃止・見直し、給食費無償化、エアコンの設置、PCの公費負担、ジェンダーフリー化、トイレへの生理用品の配置、高校生の就職支援など、様々な教育課題について、議論を交わしました。

 小・中での学力テストについては、過去の事例として、校長先生が試験中に答えを教えたという生々しい話も示し、教育を歪めるものと指摘しました。これに関連して学力がそもそも何であるかの話となり、管理的、競争的なものをなくし、自主性や自治の力を育てるような教育に転換すべきとの私たちの主張に、県教委は「多く共感できる」と答えました。

 最後に締めの言葉で、高教組委員長が「今日はこうして議論をしたが、子どもたちのためにいい教育をしたいという思いは同じだと思う」と述べ、県教委の出席者の中にもうなずく姿がみられました。

 協議の詳しい内容は、高教組新聞や議案書に掲載しますので、組合員の方はそちらでご覧ください。参加していただいた諸団体には、内容をまとめたものを後日お送りいたします。

要請書 県教委回答

県教委が高教組に、高校改革第三期・第10次実施計画案を示す

 「第三期長崎県立高等学校改革基本方針・第10次実施計画」の説明と意見聴取のため、 11月20日、県教委の皆さんが高教組会館に来られました。21日に記者発表するとのこと。高教組は書記長が対応しました。色々と話をしました。そのやりとりの内容は高教組新聞等に記載の予定ですので、組合員の皆さんはそちらでご確認ください。

11月21日に教育条件などについて他団体と一緒に交渉

 詳しく言うと、「教職員組合共同闘争推進連絡会九州ブロック」が主催で長崎県教職員の会と長崎県高等学校教職員組合が共同し、新日本婦人の会長崎県本部や同長崎支部、長崎のゆたかな教育をめざす会、長崎県公立学校・障害児学校退職教職員の会(高退教)も参加して行う県教委との交渉で、佐賀県高等学校教職員組合も応援で参加してくれます。略称は「教組共闘九州キャラバン」です。

 30人学級とか、給食費の無償化とか、特支の施設整備とか、 エアコンとか、 教育の条件整備、環境整備について、色々交渉します。また、 教員の労働条件は子どもたちの教育条件でもあるので、今年は教職員の増員による忙しさの解消についても交渉します。

要請書 県教委回答

このニュースを見て

 グラウンド整備って本来は誰の仕事なのでしょう? まさか普段から生徒に運転させていたわけではないと思いますが、これだけ広いグラウンドで顧問が整備をやるのか? どれだけの時間がかかるか? 私立だから外部指導者がやっているのでしょうか? そのあたりを知りたいですね。

秋の教研集会

 11月9日、諫早商工会館にて、秋の教研集会として、妹尾昌俊さん(㈱ライフ&ワーク代表理事 中教審委員)の講演会を開きました。教員の働かせ方をどう変えるのが教育的なのか、わかりやすく丁寧にお話しいただけました。                               【参加者感想より】自分と向き合う時間の確保という見方にすっきりした/日本の教育が睡眠不足を助長しているということにハッとさせられた/小学校の教科専科を進めることのメリット・デメリットについても聞きたいと思った

(2) 妹尾昌俊の動画たち 日本中の学校をハッピーに – YouTube

夜間中学勤務条件を一部公開

 高教組は、夜間中学への異動希望を取りながら勤務条件を示さず白紙委任になっているのは問題だとして、急ぎ示すよう求めていましたが、確定交渉で教育長が「内容が決まり次第早く示したい。本来もう少し早くやるのが理想」と述べたことを受け、2日後の11月7日、県教委は勤務時間とカリキュラムについて高教組に提示しました。また8日には同じものを各校に通知しました。高教組は、賃金や安全衛生面など重要な勤務条件についても要求書を出しており、急ぎ交渉を行うよう求めています。

高校生の就職保障のために

 全教と全国私教連は、高校と特別支援学校高等部を卒業した生徒の内定状況調査を毎年行っています。内定状況、求人・内定取り消しの状況
(男女の格差含む) 、就職ルール違反(ハラスメント含む)、国や財界がねらう「一人一社制」の見直しや、民間職業紹介事業者の参入拡大の状況などの実態を把握し、高校生の就職保障と、生徒を主体とした就職ルールの確立を図ることが目的です。長崎高教組は就職希望者が比較的多く、組合員が進路指導主事を担当する6分会で調査を行いました。3月に2回目の調査を行う予定です。調査結果は次年度7月頃に公表されます。

2023年度調査結果

夜間中学の件では回答なし

 10月30日、県教委の方々が高教組会館にお越しいただき、主幹教諭の問題について色々とお話をされましたが、夜間中学の勤務要件が異動希望者に明示されていない件については残念ながら話がありませんでした。高教組は急ぎの対応を求めました。県教委は担当部署や佐世保市教委から情報を集めているところとのことでした。

衆院選の投票日

 書記長も投票に行きました。働く人々が報われる社会になるように、子どもたちが豊かな教育を受けられるようにとの願いを込めて、七夕様に願いを書くように、投票用紙に名前と政党名を書きました。

「夜間中学の勤務条件に関する要求書」を提出

 私たちの長年の願いがかなって夜間中学がつくられることになりました。多くの子どもたちと大人の方々が学習権を保障されることになります。よかったです。指導は中学の教員が行いますが、高校などの職員にも手伝ってくれないかとのよびかけが県教委よりあっています。ぜひ応えたいですが、勤務時間とか、授業はどうなるかとか、夜間の照明は大丈夫かとか、そういったことの話がまったくないので色々と不安です。というわけで高教組は10月15日に要求書を提出しました。ちなみに同じ来年開校の愛知県では、県教委と校長会と組合との三者で2年前から協議会をもって話し合っているそうです。長崎県もそういった対応がほしいところですね。  内容はこちら

「県立高校への主幹教諭の配置計画に関する緊急申入れ書」を提出

 校長・教頭の補佐職で中間管理職のような立場の「主幹教諭」が、高校に新設されようとしています。学校教育に職階制はなじみませんので、高教組はこれに反対です。県教委は「校長・教頭が忙しいから置きたい」としていますが、部下より先に上司が楽になってどうするのでしょうか? また主幹教諭の賃金は一般の教員より少し高いので、今後主幹教諭が増えていけば、その財源をねん出するために、一般の教職員の賃金を下げることが必至です。ということで「緊急申入れ書」を10月15日に提出し、急ぎ交渉を行うよう要求しています。 「緊急申入れ書」はこちら