知事の疑惑関連ニュースは、主権者教育のいい教材

【長崎】百条委員会の設置めぐり「県議会への不当な介入」 県議会4会派が医療・建設5団体を批判(長崎文化放送) – Yahoo!ニュース

県民が望むのは、信頼して任せることのできる知事です。

信頼して任せられるということは民主政治の前提なので、それができないようであれば辞めてもらうほかありません。

では代わりは誰がいいのかとか、他の方々は大丈夫なのかとか、色々考えることのできるこの一連の長崎県知事の疑惑関連のニュースは、長崎の子どもたちに主権者教育のいい教材を提供してくれています。有難うございます。

無償化の一方で公共リストラ

 大阪府の私立高校は、授業料の上限63万円の中に施設整備費を混ぜ込むことができます(だから”授業料”が日本一高い)。ピッカピカの校舎の私立高校とボロボロの校舎の府立高校。無償化の名の下に公共リストラの一環としての公立学校リストラが行われています。

Xで流れてきた投稿

 なぜ大阪の公立高校が私学無償化で定員割れしまくっているのか、トイレ見れば分かるそうです。

こちらはある私立高校のトイレ

こちらはある公立高校のトイレ(2024年)


 長崎でもある私立高校のトイレは同じぐらい綺麗です。オープンスクールでそれを知った公立の中学生の私立指向が高まるのは当然です。交通の便のよい大阪と便の悪い長崎とで、公立高の定員割れの原因は同じではありませんが、少子化を見込んで教育予算を減らしたいという行政のスタンスはあまり変わらないようです。

足並み揃えているのでしょうか?

 大阪府の教育長。大阪には『3年連続定員割れなら統廃合対象』という条例がありますが見直す考えはないそうです。廃校にするという場合に、大賛成する地域の方はいないので、条例で示しておかないと廃校にしにくいという意味のことを言ってます。長崎では条例ではなく、県教委の方針として似たようなものがありますが、考えていることは同じようです。

司書部専門委員会が交渉

 3月11日、司書部専門委員会が交渉を行いました。専門委員長は「司書がいるのといないのとでは教育効果が大きく違う」「司書がいることで主体的に学ぶ力が身につく」と詳しい資料をもとに訴えました。専門委員で司書教諭の組合員は「司書の専門性を高め、待遇を改善することが、学校図書館にとって必要」と訴えました。

 県教委は「本は人間性を磨くツール」「司書が配置された学校はいい教育ができていることを理解している」「私たちも司書を増やしていきたいという思いはある」と応じました。しかし「長崎県は小規模校が多い」「財源が限られているので」と述べ、改善は容易でないと回答しました。

 高教組はこの場で示した現場の訴えを、財政課にそのまま伝えるよう求めました。

 また5年経過となる司書について、民間と差別のない扱いを行うよう求めました。

 交渉の詳しい内容については高教組新聞でお知らせします。組合員の方はそちらでご確認ください。

鈴木大裕氏の最新刊

 政治が教育に介入し、教育現場は萎縮、教育のマニュアル化と公教育の市場化が進んでいます。学校はサービス業化、教員は「使い捨て労働者」と化しています。日本の教育はこの先どうなってしまうのか? 新自由主義に侵されたアメリカの教育教育「改革」の惨状を告発した著者が、日本の教育政策の誤りを指摘し、あるべき改革の道を提示します。

働く庶民と子どもたちを第一に考えた県政であってほしいものです

 高教組は過去に、元委員長を知事候補に立てて、10万票以上を獲った経験があります。その時の公約の一つは高校の機械的統廃合阻止、少人数学級実現でした。いずれも今日の県政に大きな影響を与えています。

長崎・大石知事の任期残り1年 1期目は「助走」か「迷走」か…ビジョン示すも成果見えず | 長崎新聞

「減り減り(メリメリ)」給与

【Xで流れてきた全教青年部の投稿】

髙橋哲さんの論考より

「メリハリ」給与ではなく 「減り減り(メリメリ)」給与に

「新しい職」導入は評価にもとづく待遇という強制力により、教師の「自発性・創造性」を死滅させ、むしろ「断れぬ仕事」増大させる。 超勤助長に加えて 教師の魅力も消滅の危機。

公立高校と多くの特支高等部が卒業式

 3月1日は長崎県の公立高校と多くの特別支援学校高等部が卒業式。生徒の皆さん、保護者の皆様、おめでとうございます。3年の先生方、進路担当の先生方をはじめ、3年生に関わられた多くの教職員の皆様、これまでのご奮闘、お疲れさまでした。

 書記長が2年前に担任をし授業を担当した生徒たちももう卒業。6・3・3制の3・3は早いものです。式終了後の各教室でのLHRを書記長は保護者に混じってのぞきましたが、担任の先生方の生徒たちへの言葉の一つ一つに優しい思いがにじみでていてとてもステキでした。いつも明るく楽しそうにされている先生が、時折、泣きそうな表情になり言葉につまりながらも、頑張っていつもの笑顔に戻って話をされていた様子に、書記長は生徒たちや保護者とともに涙誘われました。生徒たちの今後の人生が幸せなものであることを、祈念いたします。

戦後すぐの教育行政がめざしたもの

「教員組合は教師の生活を経済的に安定させ、さらに教師としての教養を向上させ、それによって、教育の道に全力がつくせるように…教師がたがいに助け合い、また、当局に対して正当の要求をつらぬくことを目的とする」

「教育の方向がゆがめられたり、教師の身分が不安定になったりするおそれがあるときには、教員組合はその団結の力をもって教育の正しいあり方と、教師の身分の安定とを保障しなければならない」。

文部省「新教育指針」(1946年 昭和21年)より。

「教育を語るつどい2025」の講演で宮下さん(全教委員長)提供の資料。