高校生の就職保障のために

 全教と全国私教連は、高校と特別支援学校高等部を卒業した生徒の内定状況調査を毎年行っています。内定状況、求人・内定取り消しの状況
(男女の格差含む) 、就職ルール違反(ハラスメント含む)、国や財界がねらう「一人一社制」の見直しや、民間職業紹介事業者の参入拡大の状況などの実態を把握し、高校生の就職保障と、生徒を主体とした就職ルールの確立を図ることが目的です。長崎高教組は就職希望者が比較的多く、組合員が進路指導主事を担当する6分会で調査を行いました。3月に2回目の調査を行う予定です。調査結果は次年度7月頃に公表されます。

2023年度調査結果

確定交渉遅れる

 「賃金・権利」確定交渉が例年より少し遅れることになりました。例年は国家公務員の勤務条件について、人勧をもとに閣議決定がなされ、都道府県はその内容をみて組合の要求への回答を検討するのですが、今年は新内閣の誕生直後に総選挙となり、未だ閣議決定がなく、内閣が代わる可能性もあることから、本県の担当部局は「回答を準備できない」とのこと。高教組と県教委は協議し、当初10月24日としていた1回目を11月5日に変更。その後は未定で、年を越すかもしれません。「重点要求署名」の集約がまだの分会は、締切が少し伸びましたので、集まり次第送って下さい。

長崎県人事委員会交渉(2024秋) 子の行事参加を特休に

 県公務共闘は24人事委員会勧告に向けて、県人事委員会と9月17日に交渉を行いました。里議長(自治労連)、馬場事務局長(高教組特別専門委員)と、高教組から勝村委員長、岡山書記長が出席しました。
 県公務共闘はまず、公務員の人材確保の困難さについて、人事院が報告において、危機意識を示し長時間労働の解消や賃金の改善のために必要な手立ての検討を促していることを踏まえ、長崎県の人事委員会としてどう考えているか、その認識を尋ねました。県人事委員会は、長崎県でも同様な状況があり、問題意識を共有していると回答しました。
 これを踏まえて県公務共闘は権利面、賃金面で特に重点と考えられるものについて要求し、交渉しました。

詳しくはこちら

「賃金・権利」確定交渉を行います。 あなたの声を聞かせてください。

こちらから(Google form)

高教組は10~11月に、全教職員の賃金、権利等の改善について、県教委と交渉を行います(「賃金・権利」確定交渉)。交渉では法律論や他県の状況なども含めて話をしますが、最も大きな説得力を持つのは現場の声です。
 高教組は、組合加入の有無に関わらず、すべての職員の声を集めて、県教委との交渉に活かしたいと思っています。よかったら、賃金や権利、休暇、忙しい状況、ハラスメント等々についてのあなたの思いを、教えていただけませんか?  

長崎県労連第37回定期大会

熱心な議論で方針決定=9月14日、長崎市ブリックホール

 県労連は9月14日、長崎市内で定期大会を開き、新議長に鳥巣氏(自治労連)を選出しました。
 県労連は今年、青年労働者が生活するのに最低限必要な経費を、青年組合員の生活実験も踏まえて試算し、少なくとも時給1500円が必要との結論を導きました。この結果をもとに県内各自治体で最低賃金引上げの請願行動を重ね、このことは8月の長崎地方最低賃金審査会の過去最大55円引上げの大きな力となりました。長崎県の最低賃金は953円になりますが、私たちの部活動手当は時給計算で900円です。土日に働いて最賃以下とは不合理なのでこれも増額が必要です。県労連の運動は高教組の運動を切り拓く大きな力になってくれています。
 大会は「要求実現の求心力で仲間を増やすことのできる組織として前進する」などの目標を立て、実現に向けてとりくみ内容などを決定しました。

WHEN WE FIGHT!

熱心に学ぶ参加者

長崎高教組は8月8日、組合本部でロサンゼルス教員組合(UTLA)の元書記長Arlene Inouyeさんを招き、学習会「Study session on the labor union movement in the United States,When We Fight」を開催しました。本部4役と長崎支部の支部長以下3人に加え、佐賀高教組からも書記の方が参加していただけました。

力強く確信に満ちた話をされるArlene氏(左)。
隣は通訳を務める全労連事務局次長布施氏。=8日、高教組会館

 UTLAは2019年1月、少人数学級と養護教諭や司書の増員、教育予算の増額、賃上げ等の要求を掲げて、3万2000人のストライキを行い、そのほぼすべてを勝ち取りました。成功のカギについて詳しくお話をお聞きすることができました。

「Welcome」Arleneさん歓迎の看板=高教組会館玄関

参加者感想 綿密な計画、分析の下、組合員一人ひとりの信頼、納得を得て、団結させたということに、たいへん感動した。あれだけの熱意やパワーはどこから湧いてくるのだろうか。ただ何となく仕事をしていた私の目を少しだけ覚まさせてくださいました。ありがとうございました/何よりも保護者が公教育を必要としている、切実に望んでいることが、肌で感じ取れた。このことも大きいと思った。

LAで教員3万人がスト 大規模学区で30年ぶり – 日本経済新聞 (nikkei.com)

Arlene Inouyeさん、全教を訪問

24人勧 32年ぶりの高水準

1万円超引き上げ 人事院勧告が8月8日、出されました。32年ぶりの高水準となる11,183円(2.76%)の引き上げで、昨年の3,869円(0.96%)を大きく上回りました。一般職初任給で高卒21,400円、大卒23,800円の引き上げで、再任用をふくむすべての年代においても引き上げを勧告しています。一時金は0.10月の引き上げです。再任用職員への生活関連手当支給の拡大も示されました。

企業規模の検討も 民間給与調査の際の企業規模を2006年に100人以上から50人以上に引き下げたことについても、公務における人材確保が危機的となっている大きな要因とし、企業規模の検討を進めると述べています。 全国で11万を集めた人勧署名(公務労働者の大幅賃上げを求める署名)をはじめとする春闘・夏季闘争での様々な運動が大きな力となって後押ししています。

生活改善は不十分 主な問題点は以下の通り。①改善は月収で約4.4%増だが、それでも春闘賃上げ率5.33%(厚労省調査)等に及ばない。②特に高齢層で生活改善としては不十分。③成果主義強化。④地域手当の地域格差を拡大。長崎県はゼロに。

【今後のとりくみ】

人事委員会交渉と県教委交渉 高教組は公務共闘をリードし、県人事委員会に対し、実質賃金引き上げにつながる勧告を求めて9月に交渉します。10月に人事委員会勧告が出て、これを受けて高教組は、10~11月に県教委との間で4回にわたって賃金・権利確定交渉を行います。地域手当については同額分賃金の県内全域での引き上げなど所得補償を求めます。再任用、臨時教職員の条件改善や、ハラスメント根絶、子育て関連休暇の改善など、教職員が生活の不安なしに、教育に専念できる環境づくりを求めます。長時間過密労働についても喫緊の課題として解消を求めます。

LA教員スト

WHEN WE FIGHT

2019年1月、少人数学級など教育条件整備と、養護教諭や司書の増員、教育予算の増額、賃上げ等の要求を掲げて、ロサンゼルス教職員組合(UTLA)3万2000人がストライキを行いました。デモには60万の生徒が合流し、その保護者や、議員も支持を表明しました。14日から22日まで週休日と休日を除き6日間のストライキを経て、ロサンゼルス教職員組合とロサンゼルス統一学区教育委員会は、組合側の要求にほぼ沿った内容で妥結しました。上掲はそのドキュメンタリー映画。

この時の組合側代表の一人、Arlene Inouyeさんが、今夏の原水爆禁止世界大会長崎集会に参加します。そしてそのついでに長崎高教組会館にも来てくださり、長崎高教組(UTNA)と学習会・懇談を予定しています。

8月8日18時半/長崎高教組会館4階/1時間ほど学習、質疑、討論/その後近くのどこかに移動し食事会

どなたでも参加できます。色々と面白い話が聞けると思いますので、お時間のあられる方はぜひお越し下さい。懇親会まで参加希望の方はお店の予約の関係上、6日までにご連絡ください。

LAで教員3万人がスト 大規模学区で30年ぶり – 日本経済新聞 (nikkei.com)

Arlene Inouyeさん、全教を訪問

公務員賃金の大幅改善を求める人事院前要求行動&署名提出行動

 えがお署名要請行動に続き、人事院の玄関前に集まって、街頭宣伝行動を行いました。全教、国公労連、自治労連など産別に5人がスピーチし、全教からは長崎高教組の書記長が訴えました。

 その後、全労連公務部会とスピーチを行った5人で人事院に「人勧署名」約10万筆を提出し、産別ごとの要請を行いました。

 午後は公務労組の総決起集会が開かれました。

文科省前要請行動(えがお署名提出)

文科省玄関前に全国から結集(右上に長崎)

 教育予算の増額、少人数学級の前進、教職員を増やすことなどを求めて、全日本教職員組合(全教)、教組共闘連絡会、子ども全国センターなどは7月24日、文部科学省前で行動し、「えがお署名」10万2906人分を提出しました。

 波岡知朗・全教教文局長は、教員の未配置はもはや社会問題で子どもたちは学習に集中できず大きな影響が出ていると告発。「未配置問題や教員の長時間過密労働解消のため教育予算を増やすことを求めたい」と訴えました。

第95回定期大会

 長崎高教組は6月15日、諫早市・高城会館で、第95回定期大会を開きました。すべての議案を全会一致で原案通り可決しました。

 執行部を代表して勝村委員長が挨拶をし、長時間過密労働の是正の糸口は正規教職員の数を増やすことにあるとして、保護者や生徒、地域にも訴えて世論を動かしていこうと述べました。また、4月からの加入者が昨年度を上回っており、純増をめざしたいとして、地道な声かけ、対話を遠慮せずに進めていこうと呼びかけました。

 討論では、イノベーションハイスクール、フレックスタイム、春休みを長くとれないか、若年退職、高総体開会式、定年延長、教育条件整備の街頭署名、グラウンド整備の負担解消策、インクルーシブ教育、校内の教育環境整備、少人数学級、高校入試、学力低下、活性化協議会、部活動と統廃合、平和行進、声を上げることの重要さ、集まることの大切さ等、多方面にわたって豊かな発言があり、論議が深められました。

大会スローガン

▼教職員の健康とくらしを守るため、教職員の長時間過密労働を是正し、教職員賃金の大幅改善を勝ち取ろう!▼管理と競争ではなく、生徒参加・保護者共同の学校づくりをすすめよう!▼憲法9条を生かし、「戦争する国づくり」を阻止しよう!▼すべての分会で加入をよびかけ、今年度末までに全教共済100人、高教組50人の新加入を実現しよう!

「現場重視に感動」吉岡高退教事務局長(元高教組委員長)

 「議案書に現場の声が多く載っており感動した。グラウンドの件、最後の勤務校がここだったのでよくわかる。全校生徒で草むしりをしていたが、一人当たりの面積は当時県内でも一番広かったんじゃないかと思う。校長が授業中に草を刈っていた。このことの解決のために組合がきちんと動いていて、確定交渉に分会長が出席したということにとても感動した。高退教は去年、教育全国署名730筆集めた。今年はもっと集めたい。共に頑張りましょう」

2023下半期監査

 高教組は5月29日、業務及び会計についての定期監査を受けました。野田、吉田両監査委員に、諸帳簿、証拠書類を厳しく丁寧に点検していただき、規約に基づき適正に処理されているとの報告を受けました。

2024長崎県メーデー

5月1日はメーデー。労働者の祭典の日です。世界の少なくとも80か国以上が祝日として休みにしていますが、日本はもちろん休みではありません。

高教組は会館前に連帯の看板を出しました。

長崎県人事委員会交渉(2024春)

 高教組は、県内の他の公務の職場で働く仲間とともに県公務共闘(長崎県公務・公共業務労働組合共闘会議)を結成し、公務労働者の賃金や労働時間など労働条件の改善のために運動を重ねています。県公務共闘は4月26日に、春闘の一環として人事委員会と交渉しました。高教組からは書記長、書記次長と、特別専門委員(公務共闘事務局長)の3人が出席。人事委員会からは事務局職員課長らが出席しました。
 賃金については、民間春闘では大きな改善がみられますが、それでも物価上昇には追いついていません。県公務共闘は、公務員賃金の経済への波及効果も踏まえ、民間を後押しし、民間をも励ますような大幅改善の勧告となるよう求めました。

教職員の新人事評価について

2024春闘教育長交渉

 4月25日、春闘要求書に基づき、高教組は教育長と交渉を行いました。生徒たちときちんと向き合うためのゆとりある時間をつくれるよう、「とても忙しい」現状を急いで解消してほしいとの、現場の声を直接、教育長に伝えました。

 超勤縮減について教育長は「成果を出したいと思っている」と述べました

 高教組は今すぐにできる超勤解消策として、管理的・競争的な教育からの転換を要求し、県教委は「同意できる。生徒が自分で考えるような方向に転換させていきたい」と回答し、具体策としてイノベーションハイスクールを示しました。

 県教委はこの他、教育業務支援員の配置や民間からの舎監の雇い入れを今年度から行う旨を示しました。

 この他、詳細については、定期大会議案書でご確認ください。組合に入っていないが興味のある方は、組合員に聞いてください。

全教共済レクリエーション

2024全教共済プレゼンツ(8月から10月)

などのレクリエーションを全教共済レクとして開催します。多数のご参加お待ちしております。ご希望の方は、こちらからお申込みください
申し込みはこちら

過去のレク

  • 5月11日(土)軍艦島ツアー

  • 6月16日(日)梅狩り

2024全教共済プレゼンツウメ狩り

長崎県春闘共闘夕方アピール20240409

2024年4月9日、長崎市鉄橋にて、長崎県春闘共闘は夕方アピールを行いました。高教組からは岡山書記長が参加し、新人事評価の問題点と教職員の忙しすぎる状況を紹介し、同僚性を高めることと教職員を増やすことの必要を訴えました。高校生が笑顔で聞いてくれました。

スプリングカフェ

分散会での情報交換、質問、意見を交わす。

 3月30日、諫早市、高城会館にて、スプリング・カフェ(旧全県分会長・支部代表者・青年教職員・女性教職員交流集会)を開催しました。年度末で、何かと多忙な中でしたが、多くの組合員が集まりました。ある方は、23年度で教員生活を終了するとのことでしたが、「次の世代にきちんと引き継ぎたい」と「最後の組合活動」として参加。また今後の交渉の材料にと、色々な資料を本部に提供しました。
 書記長が分会や支部での活動の進め方を具体的に提起。4つの分散会に分かれて、それぞれの職場、支部などの情報を伝え合い、質問や意見を交わし合いました。
 「集まれば元気、語り合えば勇気」を互いに実感し合うことのできた楽しい会でした。

2023県労連定期大会

 長崎県労連の第36回定期大会が16日、長崎市内でオンライン併用で開かれました。最低賃金額改定(長崎県898円)について「県労連の調査や、意見書、陳述、要請行動などが大きく反映された」ことが確認されました。大幅賃上げ・底上げ、最低賃金全国一律の法改正実現、改憲阻止に向けた取り組みなどの運動方針が提案され、「ジェンダー平等宣言」「大会宣言」とともに採択されました。討論では、パワハラ被害を受けて不当解雇の後に組合に入った人が「未加入時には全く相手にされなかったが、自治労連に入ったらすぐに交渉できた。組織の大事さを実感している」と語りました。

 高教組からは馬場特別専門委員(県労連副議長)と、勝村委員長、岡山書記次長の3人が出席しました。岡山書記次長は、教育条件署名での協力を訴えました。

よびかけ標語募集

組合員を増やすための標語、呼びかけ、組合に入ったきっかけ、高教組のここが好きですなどを自由形式で募集します。冬以降の未組合員向けチラシなどに利用させていただきます。応募者全員にQUOカードを差し上げます。
応募はこちらから。

メーデー集会

コロナ禍での開催となったため、県労連事務所を主会場にし、オンラインで開催しました。高教組からは鍛治委員長が、小学校での35人学級実現は、長年の私たちのとりくみの成果であることを報告し、今後、中高での35人学級実現に向けての意気込みを話しました。