筒井涼介さんが健闘

 私たちの組合も参加する「民主長崎県政をつくる会」は2026年長崎県知事選挙において、無所属新人の筒井涼介さんを擁立してたたかいました。結果は26390票、得票率4.4%で、推薦を受けた共産党の比例得票の1.6倍を獲得し健闘しました。
 筒井涼介さんは県政最大政党が応援する2人の候補に正面から対決し、最低賃金引上げ、中小企業への支援など、社会的に弱い立場に置かれた県民の味方となる政策を果敢に訴えました。また教職員の労働条件においても私たちの組合の要求とまったく合致する政策を訴えてくれました。
 目先の勝ち負けではなく、言うべきことをはっきりということは、実は現状を変える最も大きな力です。そのことを若い筒井さんが、臆せずにやり遂げてくれたことは、とても頼もしいことであり、国政も含め政治の惨憺たる現状の中で、唯一安心できるものでした。長崎の未来の希望はここにあります。

首相が憲法違反

 高市早苗首相は9日に記者会見を行い、憲法について「党総裁として、改正案を発議し、少しでも早く国民投票が行われる環境を作れるよう、粘り強く取り組んでいく覚悟だ」と意欲を示しました。
 しかし憲法99条は「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う」とし、内閣に憲法尊重擁護義務を課しています。憲法は政府や議員など為政者が思いのままに行動できないよう、国民がその動きを規制するための装置であり、世界各国の憲法には同様の規定があります。憲法によって為政者を国民のコントロール下に置くことを立憲主義と言います。
 高市氏の発言は、この立憲主義を正面から踏みにじるものです。これに対しては、共産党や社民党など左翼だけでなく、立憲主義を掲げる立憲民主党(参議院)も一緒になって批判すべきです。それを行わない政党に、自由、民主主義とか平和を掲げる資格はありません
 またメディアは高市氏の発言をそのまま垂れ流すのではなく、国民の知る権利に応えジャーナリズムとしての矜持を示すべきです。

1993 平成5年12月2日(木) 中西啓介防衛庁長官、憲法発言で辞任

特別国会、18日にも召集へ 高市首相、憲法改正に意欲