教育を語るつどい2025

 教育を語るつどい2025(冬の教研)を、2月22日、諫早市で開催しました。高教組の他、高退教、教職員の会、新婦人、県労連など諸団体を含め30人が参加しました。連休の初日にも関わらず多くが集まり、遠くは壱岐からも参加がありました。

 第1部では、全教中央執行委員長の宮下直樹さんに、教育の諸問題と解決のための運動の見通しについて、ご講演いただきました。不登校の子どもたちの数の変遷と病気休業の教職員の数の変遷が一致するとのデータは衝撃的でした。担任手当については他の手当を切り下げることとセットであると指摘、主務教諭については教職員の上下2階層分断を狙っており下層は賃下げになることが予想されると指摘されました。産休育休で先読み加配のさらに進んだ形態として後読み加配正規職員のプール制による代替などが他県では始まっていることが紹介されました。参加者からは「うらやましい話」との感想とともに、具体的にどういう形になるかの質問があり、学習を深め合いました。学級会の中学・高校での状況についても参加者の間で情報交流がありました。私たちが進めるべき教育運動の課題を十分に見出すことができ、とても有意義な時間でした。

 第2部では、長崎高教組委員長の勝村功さんが、高校入試制度の状況について説明をしました。「制度が変わるスパンが短い。このため現場も保護者も生徒たちもどう変わったのか十分に理解ができていない」と指摘しました。また定員割れとなる学校が増加していることから「統廃合の加速」の懸念が示されました。参加者からは、統廃合を食い止めるものとして、地域の住民との共闘や地域に信頼される教育実践が必要との感想が寄せられました。

 退職教職員で現役時には高教組の教文部長を務めた方から、会全体について「自分が当事者であったことが、それほど遠い昔の話ではなかった、ストレートにつながってるんだと思えて、参加してよかったです」との嬉しい感想をいただくこともできました。