全教「2024年 被災地フクシマを見る・歩く・考える」行動に参加して⑧

長崎高教組執行副委員長 今泉 宏

無駄な?防潮堤の修復工事現場

 木村さんの自宅があった地域は、現在も帰還困難区域になっており、そのため建物などもそのまま保存されていますが、一方で田畑は除染の際に集めた土が盛ってありました。異様な光景に感じられました。また、誰も住んでいないのに、防潮堤の復旧工事だけは行われていました。話を聞くとお役所にとって復興とは元に戻すことなので、誰も町に住んでなくても津波で壊れた防潮堤を震災前に戻すと言って工事を進めているそうです。木村さんからは行政に対する呆れた怒りも感じました。(つづく)