高教組新聞1797号より 先日のことですが、高教組本部に、現場から管理職のパワハラについて深刻な訴えが同じ日に3件もありました。異常な状況です。
一つは、他の職員が見ている前での大声での叱責、小部屋に閉じ込めモノを投げつける行為。一つは、教員の誇りを傷つける暴言、挨拶をしても無視するなど。一つは、校長が同じ管理職である教頭や事務長を携帯電話で怒鳴りつける。
これらは裁判に訴えればすべてパワハラと認定され得るものです。
それにしてもその加害内容の幼稚さはあきれたものです。自分が教育者だということをおそらく忘れているのだろうと思われます。学校経営が思い通りにいかないということで、悩んでいるのかもしれませんが、まずリーダーとしての自分のあり方を振り替える必要が、この方々にはあるようです。
パワハラが起こる背景には、文科省の先導で進められてきた校長権限の強化、職員会議の縮小など、「上意下達」の管理的学校化があります。しかし学校は会社とは違い職階の職務命令で動くものではありません。生徒の状況を踏まえた教職員の自主的な活動が尊重されなくてはなりません。
今回の訴えの中には、人事異動に反映させた可能性の含まれるものもありました。恣意的な行為であれば許されるものではありません。
高教組は上下よりも横のつながりこそ重要と考えています。悩みを打ち明け相談し合う、それは管理職にも必要なことです。