晩夏

夏の日の
賑わいが消えてゆく
海辺の町を歩く
あなたが残した
甘い香りを嗅ぎながら

西に沈む
夕陽を見ている
その上を流れる
雲を見ている

この道は岬へ続く道
島巡りの白い船が滑っていく

早すぎる秋の日の匂いに
もう冬の気配があるのを
感じたりしている