人事評価制度と賃金リンクの制度導入に関する県教委交渉2

2月8日(月)標記の件について、県教委と2回目の交渉を行いました。主な内容は、速報9号をご覧ください。
この制度の導入に関して、高教組では教職員の皆様の声を聞くために、アンケートを行っています。現在700件を超える回答をいただいており、皆様の関心の高さを感じております。今後も交渉に生かしたいと考えていますので、回答がまだの方は、アンケートへのご協力をお願いします。

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ハラスメント相談窓口開設

長崎県内の学校現場では、管理職を中心としたパワー・ハラスメントやセクシャル・ハラスメント、マタニティ・ハラスメントなどが後を絶ちません。長崎県高教組ではハラスメントの根絶を求めて、とりくみを強めています。
県では防止指針が作られ、市町村教育委員会を通じて学校にも通知されています。それでもまだまだ学校ではハラスメントが起きています。また、ハラスメント相談窓口は設置されていても、制度設計自体に問題があり、被害者に寄り添った対応が期待できない場合もあります。
長崎高教組では教職員を守り、笑顔で元気に教育活動がすすめられるよう、ハラスメントの相談にのり、その是正に向けてとりくんでいます。『これはハラスメントじゃないか』とご自身が気づいたり、周囲で感じたりした場合には、すぐに長崎高教組にご相談ください。相談例などもスペースがあれば、あげていただけると助かります。

相談窓口へ

これまであった「パワー・ハラスメント」相談事例
〇指導の範囲を超えて管理職から怒鳴られたり暴言をはかれたりした。
〇具体的な課題の指摘ではなく、「人として問題がある」などと人格否定をされた。
〇子どもがいる前で授業を中断させられ、授業方法について指導された。
〇校長室に何時間も閉じ込められて指導を受けた。
〇具体的指導は1つもせずに、教職員としてふさわしくない、指導力がない、〇コミュニケーション力がないなどと説諭し続けられた。
〇朝、職員室で、新採だからと全員のお茶出しを強要された。
〇職場の飲み会で新採だから、若いからと、お酌を強要されたり、お酒を飲んだりすることを強要された。
〇新採、若いからと休日出勤や私的な会合への出席を強要された。

これまであった「セクシャル・ハラスメント」、「マタニティ・ハラスメント」相談事例
〇校長から今年は、妊娠はしないでほしいと言われた。
〇人事異動の面接で妊娠する予定なら異動してもらうと言われた。
〇校長に出産したことを報告したら、おめでとうの一言もなく、なんてことだ、また産育休代替を探さないといけないじゃないか、と強く言われた。
〇職場の飲み会の席で女性だからとお酌を強要された。
〇職場の飲み会でやたらと体を触ってきた。
〇職場の飲み会で卑猥な話をしてきた。
〇付き合っている人はいるのか、誰とつきあっているのか、としつこく聞かれた。
〇仕事上必要がないのに、個人的なメールアドレス等を聞かれた。
〇体をじろじろと見てきた。
〇顔や年齢、体型のことなどについていろいろ言われたり質問されたりした。
〇性自認や性的指向について聞いてきたり、揶揄したりしてきた。