法律では、労働者は労働組合をつくって、使用者と対等に交渉ができるとされています。労働組合をつくらなくったって人としては対等なんですが、実際のところは力関係というものがあります。雇う側は強いんです…。多くの人は働かないと生きていけませんが、金を握っている方は大丈夫なんで。
でもそれを対等まで持っていくことはできるんです。「そんなムチャな働かせ方なら働かない」ってことで、大勢で仕事しなければ、雇う方は大困りです。代わりは簡単には見つからないので。誰がそんなムチャなところで働くかってことです。一人二人が「働かない」って言っても「何を言うか、お前はクビだ」で終わりですが、みんんなが「働かない」ってことになると、ちょっと雇う側は困るんですね。「そうなる前に私たちの要求をきいてくれ」ということで、「わかった検討する」という話になります。
ですから、労働組合をつくってこれに入ることで、労働者は初めて使用者と対等になることができるんです。
労働組合に入っても入らなくても賃金は同じなんで、なら入らない方が得じゃね?と考える人もいますが、独立しているか、支配されているかの違いはあるんです。