教育業務連絡指導手当(主任手当)

「手当主任」がその業務に従事した際に支払われる。

「手当主任」は高校では
  教務主任
  学年主任(3学級以上の学年におかれる)
  生徒指導主事(3学級以上の学校におかれる)
  進路指導主事(3学級以上の学校におかれる)
  学科主任(3学級以上の学校におかれる)
  農場長(3学級以上の学校におかれる)
  保健主事(6学級以上の学校におかれる)
  カウンセラー(6学級以上の学校におかれる)

1970年代に、職員の階層化、教育のトップダウン化を進める狙いで新設され、導入された。

教職員組合は、教育を歪めるものとして反対し、導入された後も、主任手当拠出運動が続いた。拠出金は教育条件整備に充てることとされ、他県では奨学金を運営しているところもある。

主任の労苦に報いるものではないので、その額は低く、1日200円に過ぎない。また生徒会主任など「手当主任」以外の主任には、たとえその業務が煩雑であっても支払われない。これはこの手当の本質を示すものである。