【談話】ゆきとどいた教育の実現のために、国の責任によるさらなる教育条件整備を求める

 今年度予算案が成立し、所得制限のない「高校授業料無償化」と、学校給食費補助(小学生5,200円/特支小学部6,200円)、中学校35人学級の段階的導入が行われることになりました。私たち教職員と保護者、地域の運動の積み重ねの結果です。
 しかしこの新制度には課題や問題点も少なくありません。
①「高校授業料無償化」はいったん徴収した後に申請に基づいて給付するというもので、最初から不徴収にすればよいのにそうしないために、保護者と事務職員に無用の手間をかけています。
②高校の無償化はあくまで授業料に限定され、入学金や私立の施設設備費などの保護者負担は残ったままです。
③給食費の補助額の設定の際の根拠データとして把握されている、最も高い自治体の給食費の額は5314円であり、上限を越した分はその自治体や保護者の負担となります。
④給食費は補助額以内に抑えるよう職員に圧力がかかることも考えられ、食材を輸入に頼らざるを得なくなることや、十分な量が保障できないなどの事態も起こり得ます。
⑤高校授業料無償化の4分の1、給食費補助の半分は都道府県の負担としており、国の責任で行われるとは言い難い状況です。

人事委員会に要求書を提出し折衝

4月6日、人事委員会に公務共闘の要求書を提出し、交渉の事前折衝を行いました。公務全体の状況をまずお伝えした後、教職員の状況として、人手不足で多忙な上に、もともと管理職サイドの実勤務時間の把握が徹底しておらず、休憩時間も取れないという違法状態にあることを伝え、その解消を求めました。また人事評価がなぜ教育になじまないのかを説明しました。

人事委員会の皆さまが来局

4月2日、人事委員会の担当の方々が私たちの組合の本部に挨拶にお見えになられました。書記長が応対しました。人事委員会の方々には交渉以外でも色々とお世話になります。今年度もいい関係を続けていければと願っています。

私が先生になったとき

宮澤賢治作と伝わる詩

私が先生になったとき
自分が真理から目をそむけて
本当のことが語れるか

私が先生になったとき
自分が未来から目をそむけて
子どもたちに明日のことが語れるか

私が先生になったとき
自分が理想を持たないで
子どもたちにどうして夢が語れるか

私が先生になったとき
自分に誇りを持たないで
子どもたちに胸をはれと言えるか

私が先生になったとき
自分がスクラムの外にいて
子どもたちに仲良くしろと言えるか

私が先生になったとき
自分の闘いから目をそむけて
どうして子どもたちに勇気を持てと言えるか

Join us❗ みんなの願いを実現させるため、あなたもスクラムに加わってください!

私たちはスクラムを組み、みんなの願いをみんなの力で少しずつ実現させていきます。

【私たちの要求のうち2025年度に実現したもの】
①賃金の大幅改善

②宿日直手当の改善
③通勤手当の改善
④通勤手当駐車場分の新設
⑤④に伴う長崎・佐世保義務制及び長崎特支等における長年の課題の解決
⑥実習船乗組員への手当の新設
⑦実習教員との呼称改善

⑧内示のあり方の大幅な改善
⑨高校で特に人手が不足し休職もある学校への加配

⑩高校の体育館への空調の導入
⑫グラウンド整備が課題であった高校への措置

⑬環境整備作業・実習時における空調服の貸与

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体育館への空調が実現

 「夏の体育館は空調なしには使えない」「空調の設置は喫緊の課題」。これは、25年の確定交渉での教育長の発言です。私たちの組合は、年々暑くなる状況の中で、体育館への空調の導入を強く求めてきました。保護者とともに行っている教育条件署名でも重要請願事項としてこれを掲げています。県教委は財務当局とも折衝を重ね、配置をめざして奮闘してくださいました。2月の定例教育委員会で、県立高校10校に冷・暖・除湿機能があるスポットクーラーを配置することを決定し、3月の県議会でそのための予算措置が決定しました。まずは避難所に指定されている体育館からとのことですが、そうでない体育館にも広げていけるよう、私たちの組合は要求を重ねていきます。

顧問でない部の試合を引率した場合には振替も手当も難しい

 水泳やボクシング、空手などあまり競技人口の多くないスポーツは、地域の団体で普段は練習をし、試合の際には高校の代表として参加するというケースがよくあります。そのような場合、顧問は主に引率が仕事になり、分掌や学年等の関係で他の業務の負担が重い職員が充てられるケースが多いです。その職員が忙しくて引率も難しいという時には、他の同僚が善意で代わってやったりもしますが、これは当事者間でのみ行うのではなく、事前に事務室に相談しておいたがよさそうです。
 週休日に引率すれば勤務の振替か、手当支給かのいずれかになりますが、いずれもその対象は、県の規則では「任命されている職員」となっており、他の者が引率をしても無償労働ということになりかねません。これについては校長が、その日だけ限定で任命すれば可能ではないかと思われます。