1%増額分が22億円だそうなので。
カテゴリー: 03 忙しい(心亡ぶ)
議員はこういう現場の声にまず寄り添ってほしいものです。
密室談合と政党間の取引で何事も決めてしまう日本の政治は、「民主主義12歳」(マッカーサー)のレベルから成長していないのかもしれません。
「教師を殺す気か」現役教員が語る”沈みゆく教育現場”、給特法改正は「評価できない」(弁護士ドットコムニュース) – Yahoo!ニュース
「法律で超勤を命じないことになってるから超勤はない」60年間繰り返されてきた不合理な言い訳を、首相がここにきて繰り返す
国が思い描いている将来はこうです。
右表の「主任教諭」が今回新設された主務教諭のモデルです。ちなみに主任教諭の賃金は導入前の教諭の賃金より低いそうです。
教職調整額の引き上げの財源は、文科省内のやりくりでと財務省からくぎを刺されているので、どこかを削らないといけません。だから特支の調整額を半減にしたり、教員特別手当を3分の2にしたりしているのですが、それでもまだまだ足りません。基本賃金を削る以外にないのです。そのために主務教諭を導入して全体を引き下げます。
教職調整額10%になっても、今より所得は下がっているかもしれません。
文句を言っても県教委は「昇任しなかったからだ。あなたの努力が足りないのだ」としか言わないでしょう。
日教組は「極めて遺憾」
そのことと選挙で立民や国民民主の集票を行うのは、矛盾しないんでしょうか? 給特法廃止とまで言っていたのに、4月以降存在感がなかったのは残念でした。最後まで一緒に闘いたかったですね。
教職員を増やせばその仕事要りません
長時間労働による自殺
文科大臣がコメント
5年かけて10%にしか上げず、しかも多くの手当等を削るくせに、「約50年ぶりとなる教員給与の引き上げを実現します」とは、よく言えたものです。
またもともと既定だった中学校35人以下学級の他に、教職員を増やす具体的計画は何ら示していないにも関わらず、「取組を進めるにあたり、各教育委員会や学校が、最も重要な主体であることは言うまでもありません」などと責任を下へと丸投げです。
全教、記者会見


6月11日、給特法等改定案の成立を受けて、全教は記者発表を行いました。10社の報道機関が参加しました。「主務教諭」の創設と特別支援にかかわる「給料の調整額」の半減に関わる質問がありました。
子どもたちのSOSを受け止め、子どもたち一人ひとりの成長と発達に寄り添った教育を実現するために、長時間過密労働と教職員未配置の解消は絶対条件です。全教は、ゆきとどいた教育を実現するため、教育政策の転換と教育予算増の実現をめざします。
長崎高教組は、改定法案の条例化を許さないたたかいに全力をあげる決意です。
愛知県で抗議行動
新聞はもう少し事実を正確に報道してほしいものです。この記事では何に反対しているのかが伝わりません。
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給特法等改定案、参院本会議での討論の要旨
会派は発言順に記載。
共産(反対)
残業代不支給が教員を増やさないことにつながっている。
教職調整額が残業代の代わりなら10%では足りない。
特支調整額など諸手当等の削減は不当。
主務教諭の新設は職員の分断を生む。
時間外労働の存在を認めることが縮減の大前提。
立民・社民・無所属(賛成)
少しでも長時間労働の縮減につながる修正をと考え、
立民が中心となって附則をつけたので賛成。
以下の項目の実施を求める。
①持ちコマ数の削減②教育課程の編成の見直し③教員の増員④支援員の増員、保護者対応などでの措置⑤中学35人学級の次年度からの実現⑥勤務実態調査の実施
維新(賛成)
教員が時間的精神的にゆとりをもって働くことをめざす法案なので賛成。
維新が要求して実現した附則は第5条。その趣旨は人事評価の改善が必要ということ。休んだ先生の代わりに働いた時間数の記載欄を設けるなどし、頑張った先生の業績が評価され、賃金やボーナス、昇給に反映するようにすべき。人事評価のしくみを国が示すべき。
国民(賛成)
一定の前進があるので賛成。
アフタースクール等の充実も必要。
全教、教組共闘、公務労組連絡会が抗議行動
参院本会議で給特法等改定案の討論
本会議は10時開会で、給特法は10時50分すぎから、委員長の報告ののち、討論は共産(反対)、立憲(賛成)、維新(賛成)、国民(賛成)の順となる見込みです。
参議院インターネット中継
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
全教が抗議声明
教員特殊業務手当
条例によれば、特殊で困難な業務なので特別な考慮を要するから支払うそうですが、それにしては子どもの御駄賃並みの金額…。本気で特別な考慮がなされたとしたら、ちょっと失礼ではないでしょうか?
給特法等改定案に反対する緊急オンライン署名、5月末までで63,364筆
恥であり罪である
休憩時間を与えなかったのは違法との判決
四国新聞5月28日付

教員の労働時間に労基法の適用を初めて認めた判決です。四国新聞は紙面の片隅に記していますが、一面トップでもいいくらいのもの。5万の賠償とのことですが、この判決には5億の価値があります。
特支の悲鳴
技術的にドリルでないと無理なようです
金融機関が不正融資247億円 無断で口座開設 ハンマーでパソコン破壊“証拠隠蔽”も(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース
ハンマーでは破壊できないとのこと。素人です。
「教諭の残業」がトレンド入り
スゴイですが、早く解決してください
「なんとかしないといけない」(大臣)そうです
ならば長々とした原稿読みはどうでもいいので、早く人を増やしてください。
指針より人を増やしてください
これほど欠員が多いのは雇用前ストといってよいのでは?
この方も教員のために怒ってくれてます
馬車馬のように働くといいますが
昔は牛車だったので、牛車牛のように働くといってもよさそうですが、牛はやっぱり過密労働ではないようですね。乗ってる貴族も過密労働ではなかったんでしょう。貴族は労働してないか…。
教員から笑われました
通過しても、教員のためにたたかい続けてくれる議員がいます
密室での「修正」にもならない「修正」で、取引して賛成に回った方々とはエライ違いです。
休憩時間を与えないのは労基法違反(初判断)
これはすごいニュースです
公立が労基法で裁かれる(初)
公の場で議論を深めてほしいです。
しんどい時は休みましょう
教育はゆとりがないと上手くいきません。
なぜ、優秀な教員ほど5・6月にしんどくなるのか? 「熱心な先生」ほど疲弊する学校現場の実情(All About) – Yahoo!ニュース
私立は残業代払わないといけないから公立に依頼
年900時間残業、担任外され5年かけて準備で心療内科へ……”文化部版インターハイ”運営の過酷 マニュアル・引き継ぎなくタダで教員に丸投げ | 東洋経済education×ICT
公立の教員を馬か牛ぐらいに思ってるのではないでしょうか?
全教委員長の訴え
「主務教諭」導入は長時間過密労働の解消と全く無縁。学校現場の階層化、序列化はなぜ有害か。『クレスコ』6月号の児美川さんの論考は強い説得力をもつ。今の現場の危機をもたらしたのは教育政策。

5.27 給特法等改定法案の廃案を求める国会前行動
5月27日、全教と首都圏の全教参加の組織は、参議院文教科学委員会の傍聴、議員要請にとりくみました。お昼の意思統一行動では、他団体より連帯挨拶、参加者より傍聴報告をおこないました。


主務教諭は過労死招く
わずかに賃金が上がりますが、そのことが死を招いてはなりません。