働くことは、自己実現、社会貢献であり、そのものが本来は幸せなものです。しかし日本は労働時間が世界一長く、様々な職場の多くの労働者が疲れ果てています。教職員も例外ではありません。私たちは子どもたちの成長のためと頑張るので、ついつい無理をしがちです。
でもschoolの語源はギリシア語のskhole(スコレー)「ひまな時間」であり、「忙」の字は「心亡ぶ」と書きます。あくせくしていい教育はできません。自分のこと、家族のことを考える余裕があれば、子どもたちの思いや保護者の思いにもより深く気づくことができ、もっとよい教育ができるのではないでしょうか。 work-life balanceは、教職員にこそ必要です。